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スーツの汗染みで白いわっかの落とし方は蒸しタオルで叩く!古い汗染みやクリーニングについても解説! 

暮らし
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スーツに気が付くとできてしまっている、汗染み。白いわっかや筋のような汗染みは目立ちます。

脇の下や襟元、パンツの股下や膝裏などが汗染みのできやすい場所なんです。

  • スーツに白くついてしまった汗染みは落ちるのかな?
  • 白い汗染みを落とすにはどうしたらいい?家庭でできる?
  • 普通のクリーニングで落ちるのかな?

スーツは毎日洗濯機に放り込んで洗うことはしないですが、汗染みがついた部分が家庭でキレイに落とせたらいいですよね。

そこで、家庭でできる方法と、クリーニングに出す場合のポイントについて調べてみました!

  • 汗染みの白いわっかは蒸しタオルで叩いて落とす
  • 古い汗染みは食器用洗剤やセスキ炭酸ソーダ、酸素系漂白剤で落とせる
  • クリーニングに出すなら汗取り加工かウェットクリーニングで依頼

スーツの汗染みの白いわっかの落とし方は蒸しタオルで叩く!

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スーツの汗染みの白い輪っかになってしまったものは、裏返して蒸しタオルでトントン叩くと落とすことができるんです!

ジャケットの脇の下や襟元の白い汚れは、汗に含まれる塩分が結晶になって白く見えるものです。

お塩って、水に溶けますよね?もっと言えば、お湯の方がよく溶けますよね?

だから、蒸しタオルで取ることができるわけです。

汗染みを自宅で取る方法5step

汗染みを自宅で取るための5ステップをまとめました。毎日のお手入れルーティーンにすると、スーツが長持ちしますよ!

自宅で汗染みを取る方法
  • step1

    スーツハンガーにかける

    ジャケットは幅の太いハンガーに、パンツは上下さかさまにして吊るします。細いハンガーはジャケットが型崩れするのでNG。

  • step2
    ブラシをかける

    ブラシは衣類専用のものを使う。ジャケットは襟から裾へ、パンツは裾からウエストへ向けてかけます。

    ホコリや花粉などを落とすことができますね。

  • step3
    汗をかいた部分に乾いたタオルをあて、裏返して汗が付いた部分を蒸しタオルでトントン叩くように拭く

    蒸しタオルの作り方:40℃くらいのお湯にタオルを浸して固く絞る。または水で   濡らしたタオルを固く絞り、レンジで様子を見ながらチン。やけどに注意しましょう。

    拭くときは、こすらないように叩く。こすると生地を傷める恐れがあります。汚れを乾いたタオルに移すようなイメージで。

    汗染みになりやすい場所:襟・脇の下・背中・パンツの股部分・ふともも・膝裏

  • step4
    裏返しのままハンガーにかけ、陰干しする。

    すぐにクローゼットにしまうのはNG!しっかり乾いてからにしましょう。

  • step5
    ニオイが気になるならスチームアイロンを当てる

    湿り気が気になる場所は乾いたタオルでささっと拭き取ればOK

自宅で洗えるスーツもある!

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スーツの洗濯表示が「水洗い可」であれば、洗濯機の「ドライコース」「おしゃれ着コース」で洗えます。

自宅で洗えるスーツの種類
  • ウォッシャブルスーツ
  • 洗濯表示が「水洗い可」となっているもの

洗濯表示の見方ですが、家庭で洗濯できるもの=洗面器のようなマークに×がついていないもの、となります。(参考:消費者庁「新しい洗濯表示」パンフレットより)

消費者庁「新しい洗濯表示」リンクはこちら

スーツでよく使われるのがウール素材。これも洗えるというネット記事もありますが、ウールは繊維が固まってしまうと復元が難しいため、慣れた方以外はおすすめしません。

準備するもの:おしゃれ着用中性洗剤・洗濯ネット
  • 洗う前の準備
    色落ちしないことを確認し、ポケットのものを全部出してホコリを取る

    おしゃれ着用洗剤の原液を目立たないところにつけて5分ほど置く。乾いた布をあてて色移りしなければOK。色落ちした場合は自宅での洗濯はできないスーツです。

    ポケットの中に何も入っていないことを確認しましょう。縫い目にホコリやゴミがついていることが多いので、つまんで取っておきます。

  • いざ洗濯!
    洗濯ネットに2つか3つ折りでたたんで入れ、洗濯機のおしゃれ着コースやドライコースで洗う

    ドライコースがない場合には、大きめの洗面器におしゃれ着用洗剤を溶かし、優しく押し洗いします。数回押し洗いして十分スーツに洗濯水がいきわたったら、そのまま10分程度つけ置きしましょう。その後十分水ですすぎます。

  • 脱水は短く
    脱水する

    本当は脱水機能は使わずに、タオルドライがベストだそうです。脱水機能は30秒ほどのごく短時間でOK。

  • 陰干しする
    ハンガーにかけて陰干しする

    ハンガーは必ずスーツ用の肩幅のあるものを使います。針金ハンガーはNGです。

    半乾きの時にアイロンを当てます。テカらないように当て布をして、裏からかけていきます。袖や肩の立体部分は丸めたタオルを入れて形を整えるとうまくできます。

自宅で洗ってはいけないスーツは?

自宅で洗濯できないスーツや、汗染みを取ることが難しい素材もあります。

自宅で洗濯できないスーツの素材
  • 色落ちが激しいもの:汗染みを落とすために蒸しタオルでトントン叩くだけでも色落ちすることがあります。
  • シルク・カシミヤ・麻素材のもの:染みが広がったり生地が傷む恐れがあります。

私個人は、安く購入した麻素材100%のジャケットは、普通に洗濯機で洗ってしまっています。

今のところ生地に問題はないですが、アイロンがけは本当に大変です・・・。

また色落ちに関しては、「絶対に色落ちしない」ものはないようです。洗えるスーツでも洗濯するうちに色が褪せてくるのは仕方がないのかもしれません。

古い汗染みの落とし方4つの方法

時間がたって黄色くなってしまった汗染みの落とし方には、以下の4つの方法があるようです。

ただし、どの方法も水洗いができるスーツに行ってください。水洗いできないものはクリーニング店で相談しましょう。

  • 食器用中性洗剤を使う
  • セスキ炭酸ソーダを使ってつけ置きする
  • 酸素系漂白剤につけ置きする
  • クリーニングに出す

セスキ炭酸ソーダは100均やホームセンターで購入できます。

漂白剤は必ず酸素系を選びます。塩素系漂白剤は使わないでくださいね。

部分的な染みなら食器用中性洗剤を試してみる

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襟や袖口などの狭い範囲で気になる汗染みについては、食器用洗剤を少量、歯ブラシまたはスポンジにつけて、優しくこすってみると落ちることがあります。

なかなか落ちないからと言って力を入れてゴシゴシこすると、繊維が傷んでしまいますので、優しく優しく、がコツです。

タオルで拭き取ったら、洗剤が残らないように水ですすぎ、完全に乾かします。

セスキ炭酸ソーダを使ってつけ置きする

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市販のセスキ炭酸ソーダ水を使うか、粉末を250mlの水に小さじ1溶かし、霧吹きで汗染みに拭きかけます。

20分ほど放置して、その後しっかり水洗いし、完全に乾かします。

酸素系漂白剤につけ置きする

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酸素系漂白剤を40度程度のお湯に溶かし、30分~1時間ほど放置した後水洗いして乾かします。

時間は汚れ具合や漂白剤の表示に従ってくださいね。

重曹と酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜたペーストを作り、汗染みに塗る方法も有効です。こちらも塗って1時間ほどおいてから、水洗いします。

塩素系漂白剤は使わないでください!キッチンやお風呂場のカビ取りなどで使うのが、塩素系漂白剤です。

文字通り「漂白」されて色落ちしますし、繊維も傷んでしまいます!

クリーニングで汗染みを取る処理をしてもらう

水洗いできない素材のスーツだったり、そもそもスーツを家庭の洗濯機で洗うのが怖い、という場合はクリーニングで汗染みの処理をしてもらいましょう。

実は、いつものクリーニングでは汗染みは完全には落ちないことが多いんです。

染み抜き加工や、ウェットクリーニングなどの処理を行うことで汗取りをしてもらえます。

ジャケットの汗染みクリーニングは2種類ある

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クリーニング店で行われる汗染み落としには2種類あります。

  • ドライクリーニングの時に水溶性の汚れを落とす別の洗剤を追加する方法
  • ドライクリーニングに追加して水洗いをする方法(ウェットクリーニング)

普段クリーニングに出したときに行われる「ドライクリーニング」は、油性の汚れには強いものの、水性の汚れは苦手です。

汗染みは塩分を始めとした水性の汚れなので、ドライクリーニングでは落としきることができません。そのため、汗取りを別で行う必要があるのです。

クリーニングの汗取り加工①別の洗剤を追加する方法

通常のクリーニングに数百円プラスしてできる汗取り加工です。

水溶性の汚れに弱いドライクリーニングに、特別な洗剤をプラスすることで汗染みなどの水に溶けやすい汚れも落とします。

一回のクリーニングで処理できるため、多くのクリーニング店で実施しているものです。

洗浄力はウェットクリーニングより若干劣ると言われています。

クリーニングの汗取り加工②ウェットクリーニング

ドライクリーニングに追加して、水洗いを行う方法です。

職人さんの腕や技術が必要になるため、どこのクリーニング店でもできる方法ではありません。

いつも利用するクリーニング店でウェットクリーニングを実施しているかどうか、確認する必要があります。

費用は多くの場合通常のクリーニングの2倍となりますが、クリーニング店で価格設定に幅があるようです。

水洗いの工程を一度足して、2回洗うことになりますので費用も2倍以上になるわけですね。

ウェットクリーニングは汚れ落ちが良いのですが、生地を傷ないように、型崩れをしないように、と気を使う作業になります。

また、ジャケットやスーツの素材によってはウェットクリーニングを断られることがあるようです。

ジャケットのクリーニングで汗取りしてもらう頻度

クリーニングで汗取りをする頻度は、シーズンの終わりに1回で大丈夫です。

普段は毎日のお手入れで汗汚れが残らないようにすればスーツやジャケットも長持ちします。

ただし、たくさん汗をかく人は2週間~1か月に1回程度出してもOK。

あまり頻繁に汗取りをしてもらうのは、スーツやジャケットが傷むことがあるようですし、費用もかさみます。

毎日のお手入れを欠かさないことで、クリーニングの頻度や出費を抑えることができますよ。

なかなかクリーニングを出しに行く時間がない、出しても取りに行けない・・・なんて方には、クリーニングもネットで依頼できます!

シーズン終わりにまとめてクリーニングに出せば手間いらず。自宅に取りに来てもらって、出来上がったら届けてくれます。

汗取り加工は通常クリーニングのオプションで選択する店舗もありますので注意!

楽天ならクリーニングしてもらってポイントもたまる!レビューもしっかりチェックしましょう!

まとめ

  • スーツの汗染みの白い輪っかになってしまったものは、裏返して蒸しタオルでトントン叩くと落とすことができる
  • スーツの洗濯表示が「水洗い可」であれば、洗濯機の「ドライコース」「おしゃれ着コース」で洗える
  • シルク・カシミヤ・麻素材など自宅で洗濯できないスーツや、汗染みを取ることが難しい素材もある
  • 時間がたって黄色くなってしまった汗染みの落とし方は、食器用洗剤を使う、セスキ炭酸ソーダ水を使う、酵素系漂白剤を使う、クリーニングに出す方法の4つ
  • クリーニング店で行われる汗染み落としには汗取り用洗剤を足す方法とウェットクリーニングの2種類がある
  • ドライクリーニング時に洗剤を足す方法は安価で多くのクリーニング店でできる
  • ウェットクリーニングは洗浄力が高いが費用がかかるのと実施していないクリーニング店がある

スーツの汗染みは毎日のケアが一番大事です!水洗いOKな汗染みならご家庭で落とすこともできます。

衣替えのクリーニングの時には汗取り加工をしてもらうと、黄ばんだりせずに長くスーツを着ることができますね!

ご家庭に合った方法で、お気に入りのスーツやジャケットを手入れしましょう!

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