この記事では老人ホームやデイサービスに持っていく靴下の名前付けについて、良い方法やどこにつけたらいいかを解説しています。
高齢者の方が利用する老人ホームやデイサービスでは、持ち物全てに名前を付ける必要がありますが、特に靴下の名前付けに困る利用者さんやご家族が多いんです。
靴下は片方だけどこかに紛れてしまうことも多く、ほかの利用者さんと似たようなデザインだったりしますので、必ずお名前付けが必要です。
- 靴下のどこに名前を書けばいいのかわからない
- 洗濯したら名前が消えてしまった
- 名前を書くのが面倒。もっと楽な方法はないの?
お名前付けのお悩みに多いのがこの3つ。
そこで、解決策がないか調べてみました!
- 靴下の名前付けに最適なのは、履き口の裏、足の裏、つま先
- 名前が消えないようなインクを使ったお名前シールやスタンプが市販されている
- お名前スタンプやお名前シールを使うと名前付けがラクに短い時間でできる
本記事では、簡単で落ちない靴下の名前付け方法を詳しく解説します。
さらに、楽天やAmazonで購入できる便利な名前付けグッズも紹介するので、手間を減らしたい方はぜひ参考にしてください。

老人ホームでは名前付けが靴下も必要な理由
老人ホームやデイサービスでは、多くの人が共同生活を送っています。そのため、持ち物の紛失や取り違いを防ぐために、すべての持ち物に名前を書くことが必須とされています。
- 洗濯時に他の人のものと混ざるのを防ぐ
- 施設側が誰のものかすぐに判別できる
- 紛失を防ぎ、無駄な買い替えを減らせる
- 施設のルールとして義務付けられていることが多い
特に、靴下は同じようなデザインのものが多く、名前が書いていないと誰のものかわからなくなってしまう可能性が高いです
特に高齢者は、認知機能の低下により自分の持ち物を見分けるのが難しくなることもあるため、しっかり名前をつけておくことが大切です。
靴下の名前つけはどこがいい?
靴下の名前付けに適した場所は、次の3か所です。
靴下の履き口の内側

お名前が持ち物に書かれていることを嫌がる方の場合、名前タグをつけて、靴下の履き口の内側に名前つけをするのが1つの方法です。
表側になる方にかわいらしい絵柄をつけてトレードマークのようにできます。
また写真のように、イニシャル1文字が表に出るようにすれば、男性でも抵抗感なく使ってもらえます。
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足の裏

土踏まず部分に名前を書くのが一番オーソドックスな方法だと思います。
フルネームで記入できますし、大きくわかりやすく書けます。
最初から記名スペースのある靴下を選ぶと、お名前を書く場所に悩むことはなくなりますね。
手書きで記入しても、お名前スタンプを押しても、お名前シールを貼ってもOKです。


つま先

つま先に近い場所にお名前を書くと、本人の目に入りやすく、自分のものだ、という確認ができて安心できる方もいます。
書ける場所が大きいので、大きめの文字でお名前を書きたい場合にも適した場所です。
老人ホームの中を靴下で歩く場合は、名札の代わりにもなりますから、職員さんとのコミュニケーションを助けてくれるかもしれませんね。
外出するときは靴の中に隠れる部分ですので、不特定多数の人にお名前を知られる心配もありません。

靴下に名前を書く良い方法
老人ホーム入所の際に、靴下に名前を書く良い方法は次の4つです。
- 油性ペンで手書きする
- お名前シールを手縫いで付ける
- お名前シールを使う
- お名前スタンプを使う
油性ペンで手書きする方法が一番簡単そうですが、案外洗濯で落ちてしまったり、伸びる素材の靴下には書きにくいというデメリットもあります。
お名前シールやお名前スタンプには、洗濯に耐える防水効果の高いものも市販されているので、そういうものを使うと手間が省けます。

油性ペンで手書きする

お名前を書く衣類や小物の数が少ない場合には、油性ペンで手書きをするのが一番手軽で、コストがかからない方法です。
100均にも油性のお名前ペンは売ってますし、何より安価なのが魅力です。
靴下だけではなく、インクをはじかない素材であれば、何にでもお名前が書けるのもメリットです。
家に1本あると、大変重宝しますよ。

お名前シールを手縫いで付ける

靴下に布製のお名前シールを縫い付ける方法は、シールがはがれてしまうことがほとんどなく、耐久性の面ではもっともおすすめの方法です。
足の裏やつま先部分に縫い付けると、縫い目が気になってしまう場合には、履き口やくるぶしの内側など、肌に当たりにくい場所に縫い付けましょう。
市販のお名前シールを縫い付けて使う場合は、「アイロン接着シート」を選ばない方がおすすめです。
私の経験ですが、子どものお名前つけの時に「アイロン接着できるお名前シール」を縫いつけようとしたところ、ノリ部分が固くて針が通らず、大変苦労しました。
お名前シールを使う

あらかじめお名前が印刷してあるシールを使うと、お名前つけの手間がかなり省けます。
市販されているお名前シールは種類も多く、アイロン接着用、アイロン不要の強力接着用、布用、防水のもの、など用途と好みで選べます。
文字もひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットと好きなものを選べ、サイズも特大から極小までさまざまです。
老人ホームやデイサービスへ持っていく荷物に予備のシールを入れておけば、万が一家で貼ったシールがはがれても対応してくれることもあります。
「ノンアイロン」「アイロン不要」のお名前シールだと、職員さんの手間もかかりません。

お名前スタンプを使う

お名前スタンプやお名前ハンコにも、油性インクで落ちにくいものがたくさん市販されています。
靴下以外のものにもポンポンとインクをつけて押すだけで、老人ホームに持ち込むもの全てに名前が付けられ、時間も手間もいりません。
もしインクが落ちてしまっても、またポンとハンコを押すだけです。

シャチハタになっているタイプのものは、手を汚さずに使えます。こちらは老人ホームの居室に置いておくと、便利だと思います。

入居した本人が押すことも簡単ですし、職員さんにお伝えしておけば、名前が消えてしまったときも、気持ちよく対応してもらえるかもしれません。

老人ホーム 名前付け 靴下 まとめ
- 老人ホームやデイサービスでは利用者の持ち物は靴下を含めて全て名前付けが必要
- 靴下の名前付けは履き口の内側や土踏まず、つま先に付けるのがよい
- 靴下に名前を書く良い方法は、手書きで書く方法やお名前シール、お名前スタンプ、お名前シールを縫い付けるなどの方法がある
老人ホームやデイサービスを利用するときは、ほかの利用者さんの物と間違えてしまわないように、必ずお名前を付ける必要があります。
お名前シールやお名前スタンプを使うと、手間や時間がかからず、キレイにお名前付けができます。
靴下の足裏部分やつま先にはスタンプ、履き口の内側には布用お名前シールなど使い分けてもいいですね。
名前の書かれた靴下は、親御さんの安心につながり、あなたの愛情を伝える素敵な手段にもなります。
ぜひ、心のこもった名前付けで、親御さんの老人ホームでの生活を快適にしてください。
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