この記事では、ローリングストックする食べ物に、お菓子を加えることのメリットと、おすすめのお菓子を解説しています。
食べながら補充して、いつも新しいものをストックして非常時に備える、というローリングストック。
お菓子もぜひ、ローリングストックするメンバーに加えてください。
- お菓子をわざわざ備蓄しておく必要を感じないんだけど?
- お菓子をローリングストックすることにメリットがあるの?
- ローリングストックするのにぴったりのお菓子は何?
こんな疑問も当然のこと。お菓子=生活必需品ではない、という感覚があるのも事実です。
でも、お菓子をストックしておくと、実は非常時にも対応できてメリットがたくさんあるんです。
- 毎日食べるおやつを買うときに、ちょっと買い足すだけでOK
- 賞味期限が長いので備蓄に適している
- いざというときのカロリー補給が手軽にできる
- 食べなれたものを口にするとほっとする
それでは、お菓子をローリングストックするメリットについて解説します。
おすすめのお菓子も、おすすめの理由とともに4つご紹介しますね。
ローリングストックする食品にお菓子も加えよう
ローリングストック、というと缶詰やレトルト食品、水などが真っ先に思い浮かぶと思いますが、お菓子も積極的にストックしておきたいものです。
お菓子をローリングストックしておくと、いざというときはもちろん、日常においてもメリットがたくさんあります。
- 大人から子供までみんなが食べることができる
- 賞味期限が切れる前にたいてい消費できる
- お菓子は少量でもカロリー補給ができる
- ほっとする時間が持てる
いつもの買い置きおやつに、ちょっと買い足しておくだけで、いざというときの安心も手に入りますね。
大人も子供もみんな食べるのがお菓子
普段あんまりお菓子を食べない、という人もいると思いますが、まったく食べない、という人も少ないと思います。
自分や家族が好きなお菓子を、ちょっと多めにストックして食べながら回していけば、立派なローリングストックになります。
賞味期限切れの前にたいてい消費できる
ご飯や缶詰、お水って「ローリングストックするぞ!」と思って買っておいて、気がついたら消費期限が過ぎてた、なんてことありませんか?
我が家は何度もあります。つい「非常食だから」と思いすぎて、手をつけずに期限切れになるんですよね。
お菓子は、期限切れる前にたいてい誰かが食べてますので、気がついたら買い足せす、という流れですので、特に負担もありません。
わざわざストックする場所、を作る必要もありません。
お菓子は少量でカロリー補給ができる
甘いお菓子はもちろん、おせんべいなど塩気の強いお菓子でも、手軽にカロリー補給ができます。
ビタミンC入りの飴玉などは、カロリー補給とともに足りなくなりがちなビタミン補充にも重宝します。
ほっとする時間をいつでももちたい
日常はもちろん、非常時でもお菓子を口にしてちょっとでもリラックスできたら、と思います。
緊張し続けるのはつらいものです。ほんの少しでも、心と体をゆるめてあげることができるでしょう。
また、お子さんは慣れない環境でも好きなお菓子があれば、笑顔を見せてくれるかもしれません。
賞味期限が長いお菓子は非常食として優秀
市販のお菓子は、封を開けない状態であれば賞味期限がとても長く、1年大丈夫のものもあります。
また、賞味期限ではなく消費期限を基準にするなら、もっと保存できる期間は長くなります。
美味しく食べられる期間が長いお菓子は、非常食としてとても優秀なんです。
賞味期限と消費期限
賞味期限と消費期限について、おさらいしておきます。どちらも、未開封の状態についてです。
賞味期限:おいしく食べることができる期間。保存方法が適切ならば、品質は期限が切れても保たれる。
消費期限:期限を過ぎたら食べない方が良いもの。腐敗や変質などの恐れがあるため。
賞味期限を過ぎたものは、味は落ちるかもしれないけれど十分食べることができます。
消費期限を過ぎたものは、お腹を壊したらいけないので、処分しましょう。
主な市販のお菓子の賞味期限はどのくらい?
主なお菓子の、平均的な賞味期限について簡単にまとめました。
- クッキー:1か月~1年
- スナック菓子:4~6か月
- チョコレート:1か月~1年
- 飴:1~2年
- おせんべい:4~5か月
- チューインガム:期限なし
- アイスクリーム:期限なし
製品によりますが、水分が少ないものほど賞味期限は長くなります。しっとり系のものやクリームをはさんだものは期限が短めです。
ガムやアイスクリームは保存状態が適切であれば、品質の劣化はほとんどなく、ほぼ永遠に食べられるそうです。
賞味期限切れのお菓子を食べても大丈夫!
市販のお菓子で未開封だったものは、賞味期限が切れたものを食べても、基本的にお腹を壊したりすることはありません。
品質の劣化が緩やかで比較的傷みにくいお菓子には、消費期限表示はされていないからです。
ですから、食べて大丈夫かどうかは、私たち消費者の判断になります。変なにおいがする、溶けている、カビている、などが1つの基準になりますね。
備蓄のお菓子おすすめ4選
ローリングストックにおすすめのお菓子をいくつかご紹介します。
- クッキーやクラッカー
- ドライフルーツやナッツ
- ビタミン入りの飴
- 赤ちゃん用おせんべい
どれも普段のおやつにもよく、少し余分に購入して備蓄しておけば、非常時にも安心です。
クッキーやクラッカー
普段スーパーで買えるクッキーやクラッカーも、備蓄用に5年長期保存ができるものが市販されています。
同じ味のものだけではなく、いくつか種類があると、飽きずに食べられますね。
お気に入りのクッキーやクラッカーがあれば、備蓄用の長期保存できるものを持っておくと安心です。
もちろん、普段のおやつにも大容量のパッケージとして、とっても重宝します。子供の友達が急に遊び来た時などに便利ですよ。
ドライフルーツやナッツ
ドライフルーツやナッツも、ローリングストックしておくのによいでしょう。
半生タイプだと消費期限が短めに設定されていることがありますので、早めに食べて買いなおすようにします。
普段はおやつにお酒のつまみにちょうど良いですね。
ドライフルーツは食物繊維が豊富で、いざというときの体調を整える働きも期待できます。
ビタミン入りの飴
防災グッズに入れておくべきものリストにも入るのが、ビタミン入り飴やのど飴です。
避難所の感想対策や、不足しがちなビタミンを補うためによい、と最近注目されています。
飴は溶けない限り年単位で長期保存できるものが多く、非常用に備蓄しておいて損はありません。
赤ちゃん用おせんべいやボーロ
赤ちゃんがいるなら、ぜひ赤ちゃん用お菓子もローリングストックしてください。
赤ちゃんせんべいやボーロは、大人が食べても美味しいので、我が家では自分用のおやつにストックしています。
赤ちゃんは成長が早いので、備蓄するものも何がよいのか悩みますよね。
お菓子は成長しても食べられるので、ストックしておくのをおすすめします。
まとめ
- お菓子をローリングストックすることはメリットがたくさんある
- お菓子は食べて買い足す、というローリングストックに最適
- いざというときのカロリー補給やリフレッシュになる
- 水分の少ない市販のお菓子は賞味期限が意外と長い
- 備蓄におすすめのお菓子はクッキーやクラッカー、ドライフルーツやナッツ、飴など
- 赤ちゃん用にもお菓子をストックしよう
災害用に備蓄しよう!と思うと身構えてしまったりしますよね。
いざ、というときほど食べなれたもの、好きなものを食べることは心の健康のためにも大切だと思います。
ぜひローリングストックする食品に、お気に入りのお菓子を加えてくださいね。
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