家族のためにお弁当を作るようになって30年。
お弁当用のご飯は前日の夜にといで、朝炊き上がるように予約炊飯で炊いています。
「朝にご飯を炊くのは面倒くさくないの?」
「食中毒になる心配はないの?」
このような疑問は当然のこと。
私も忙しい朝はできるだけ手間を省きたいですし、食中毒対策にはすごく気を使います。
この記事では、お弁当のご飯はいつ炊くのが正解か、ということの答えとともに、食中毒対策のコツについてもご紹介しています。
お弁当のご飯をいつ炊くかの正解|朝に炊くメリット3つ
- 炊き立てご飯をお弁当にした方が美味しい
- 炊飯器の予約炊飯機能を使って手間を減らせる
- 多めに炊いておけば残りを夕飯に回せる
30年の間にお弁当作りについてはいろいろ試行錯誤をしてきました。
結果としては、ご飯を炊くのは朝がベストだ、というのが答えです。
その理由としては主に3つのメリットを上げることができますので、解説しますね。
メリット①:より美味しいのは朝炊き立てのご飯を詰めたお弁当だから
朝炊いたご飯であれば、パサつくことも固まって団子になることもなく、お昼に美味しいご飯で食べられるんです。
夕べの残りご飯をチンしてお弁当にすると、パサパサして美味しく感じません。
冷凍ご飯の場合は、逆にお米がくっついて団子のようになってしまい、こちらも美味しくないことがあります。
お昼に冷めた状態のお弁当であっても、レンジで温めて食べる場合でも美味しく感じることができるのは、朝炊いたご飯ならではです。
メリット②:予約炊飯機能で朝のお弁当作りの手間が減らせるから
朝起きてからお米を研いで、浸水の時間をとり、ご飯を炊くというのはズバリ時間の無駄。
前日の夜、夕飯を作る時にお弁当用のご飯を研いでおき、寝る前に予約炊飯のスイッチをオンしておきましょう。
これだけで、朝起きたときにはホカホカのご飯が炊けています。
予約炊飯機能がない炊飯器を使っている人や圧力鍋で炊く派の人は、お米を研いで浸水するまでを前日に済ませておきます。
朝は火にかけてしまえば、おかずを作ってお弁当箱に詰めている間にご飯が炊けている、という計算ができますね。
メリット③:多めに炊いておけば残りを夕飯に回せる
我が家は3人家族で、朝炊くお米は約3合で、半分はお弁当用、残りの1号半は夕飯用になります。
炊飯器の中に取っておいたご飯でも、夕飯までに傷んでしまうことは今まで一度もありません。
保温機能はあまり長時間使うと、ご飯が臭ったり黄色くなったりすることがあったので我が家では朝炊いたご飯を夕飯まで保温する、という使い方はせず、常温での保存にしています。
夕飯時には炊飯器の中に残っているご飯はレンチンして食べ、炊飯器をキレイに洗ってまた3合分のお米を研いで予約炊飯にかけます。
仕事の後の夕飯づくりの手間を減らせ、時短ができるのでこの方法はとってもおすすめです!
お弁当のご飯による食中毒が心配!傷まないための簡単な4つのルール
- お弁当箱は洗って完全に乾いた状態でお弁当を詰める
- 混ぜご飯やチキンライスなど具材の入ったご飯メニューは避ける
- ご飯が完全に冷めてからお弁当のフタを閉める
- お米3合:お酢大さじ1の割合でお酢を混ぜて炊く(夏場)
お弁当で絶対に避けたいのは食中毒のリスク。
私は30年のお弁当作りの中で1度も食中毒を出したことがないのですが、それはとっても簡単な4つのルールを守っているからなんです。
ルール①:お弁当箱は洗って完全に乾いた状態で使う
お弁当箱は夜のうちに洗剤ですみずみまでキレイに洗い、水気を拭き取ったら食卓に広げておいて完全に乾かします。
夜中は人が動かないので、ホコリが入る心配はしていません。
特にパッキンの隙間は汚れがたまりやすく落ちにくいので念入りに!
完全に乾いた状態=食中毒菌が限りなく少ない状態、として考えることができます。
ルール②:具材の入ったご飯メニューは避ける
具材を混ぜるとそこから傷んでくる可能性があるため、チャーハンやオムライスのお弁当は基本的に作りません。
食材が傷みにくいとされる塩分濃度は約1%。
これは人間の体液とほぼ同じ程度の濃度であり、「しっかりした味つけ」として感じる濃度だと言われています。
だったら「しっかりした味付け」で混ぜご飯にすればいいのでは?と思いますが、ここで問題になるのがすべての米粒や具材が、1%の塩分濃度を保てるか?という点です。
具材の芯まで味付けが染みわたり、ご飯一粒一粒もしっかりと味がついている状態にできる自信は持てません。
また、ご飯ものがしっかりした味付けで、おかずも濃いめの味付けになると、食べていて飽きる心配もあります。
このような理由で私は具材や味の入ったご飯はお弁当にせず、お弁当には白米だけを詰めるようにしています。
ルール③:ご飯が完全に冷めてからお弁当箱のフタを閉める
お弁当のご飯で食中毒を出さないための、最も大事なポイントが「完全に冷めてからフタをする」という点です。
食中毒菌が大好きなのは、「温度」「水分」「栄養」の3つがそろった状態です。
このうち、家庭のお弁当で管理できるのは「温度」だけ。
食中毒菌が一番好きな温度帯である30℃~50℃を避けて持ち運ぶことが、食中毒にさせない決め手になります。
お弁当を詰めたらできるだけ早く35℃以下の温度に下げることが、お弁当が傷まないコツになります。
特に夏場は気温が高く温度が下がりにくいため、保冷剤や冷却シートを使う、ハンディファンなどで温度を下げるといった工夫が必要になります。
お弁当を冷ますための専用グッズも市販されています。上から風を吹きかけることでお弁当にホコリが入るリスクがありません。
また数分で荒熱を取ることができるので、風でご飯の水分が飛び過ぎてパサパサになるリスクもさけられます。
お弁当が冷めるまでの時間は経験的に30分程度必要です。これが5分に短縮できたら、時間も心もかなり余裕ができそうですね。
ルール④:お酢の力でご飯の傷みを抑える
お弁当の傷みが気になる夏場は、ご飯を炊くときにお米3合に対して大さじ1の割合でお酢を混ぜて炊き上げます。
お酢には抗菌作用があるので、少しでも食中毒のリスクを減らしたい時に有効です。
炊き上がった炊飯器のフタをあけた時は少しお酢の匂いを感じますが、お弁当箱に詰める段階で匂いは飛んでしまいます。
「お酢臭くならないの?」とよく聞かれることがありますが、心配無用!と断言できるので安心してくださいね!
まとめ:お弁当のご飯は朝炊くのが正解!
- 予約炊飯を活用して、朝のゆとりを作る
- 白米+お酢で、菌が繁殖しにくい環境を作る
- 「完全に冷ます」を徹底して、食中毒を徹底ガードする
お弁当のご飯をいつ炊くか迷ったら、「前夜にセットして朝炊き上がる予約炊飯」が正解です。
30年お弁当を作り続けてきた私がたどり着いたこの方法は、美味しさと時短、そして安全性をすべて叶えてくれる最強のルーティンです。
「冷めるまで待つのが苦痛…」という方は、便利な道具を賢く頼ってみてください。
毎日のことだからこそ、完璧を目指しすぎず、便利な機能や道具を味方につけて、明日からも笑顔でお弁当作りを続けていきましょうね!


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