お弁当のご飯をいつ炊く?夏も予約炊飯でOK!
お弁当のご飯、私は夏場でも前日の夜にといで、朝炊き上がるように予約炊飯で炊いています。
20年家族にお弁当を毎日作り続けていますが、夏も冬もずっとそうしていますよ。
朝5時に炊き上がるようにセットして、炊き上がったらすぐお弁当箱に詰めます。
家族が出かけるのが7時頃ですので、直前まで冷ましておき、保冷剤をお弁当袋にいれて持っていけば傷むことがありません。
むしろ、夏のお弁当はおかずが傷まないように気を使います。
夏のお弁当が傷まないようにするには、雑菌をつけない・増やさないことが大切!
「増やさない」を担当するカワイイくまちゃんがいます。
夏にお弁当のご飯を炊くときにはお酢を1合につき小さじ1入れる
少しでも夏のお弁当のご飯が傷みにくくなるように、炊飯器にお酢を少し入れて炊くようにしています。
お酢の量は一般的にはお米1合に対し小さじ1程度と言われています。
お酢の匂いは炊きあがりには少し感じますが、お弁当箱に詰めて冷ましている間に飛んでしまいます。
今まで家族がお腹を壊したことはありませんし、ほかの季節よりまずくなったということもありません。
保冷剤は忘れずにお弁当袋に入れる
子どもの学校や私の職場には冷蔵庫がないので、夏は必ず保冷剤を忘れないようにしています。
ケーキなどを買ったときについてくるもので十分。小さいものなら2つ入れてもいいでしょう。
保冷剤が汗をかいてお弁当箱が濡れて嫌であれば、ビニール袋に入れておけば大丈夫です。
帰宅したらまた冷凍庫に入れることを忘れないようにしましょう。
複数回使えますが、使っているうちに汚れてくることもあります。専用の保冷剤を購入してもよいですね。
お弁当の夏のおかずで傷まないように気を付けるポイント
夏のお弁当が傷まないようにするポイントは、水分をできるだけ出さないようにすることと温度管理です。
次にひとつずつ解説していきますね。
お弁当を作る前には必ず手を洗う
当たり前の話なんですが、必ずお弁当を作る前には手をせっけんで洗いましょう。
使い捨てのビニール手袋を使っても良いと思います。私は素手で作業をしたいので、しっかり洗います。
手を消毒することまではしていません。お弁当箱に詰める時に一切素手で触らないので、消毒までする必要はないです。
お弁当箱は隅々まで洗い、しっかり水気をふき取る
お弁当箱を洗剤ですみずみまで洗います。忘れがちなのはお弁当箱の角。案外油汚れが残っていますので、手で触って確認します。
ふたのパッキンの部分も案外汚れていますので、狭い隙間も洗えるスポンジでしっかりと。
洗ったらふきんで拭いて、しまい込まずに食卓なので乾かしておきます。
心配な時は、キッチン用アルコールスプレーをふきかけ、キッチンペーパーで軽くふいておきます。
お弁当が傷まないようにするには、水分をできるだけなくすのがポイントです。お弁当箱に水気がないようにしましょう。
おかずから水分が出ないように濃いめの味で炒める・煮絡める
夏場は塩分も汗で出ていきますので、少し味を濃いめにしてあげた方が家族も喜びます。
味付けが少々濃いめにすれば、傷まないのでは?と思うでしょうが、油断は禁物です。
傷まない味付けを考えるのではなく、野菜から水分が出ないようにしっかり炒めつけたり、煮絡めたりしましょう。
お弁当箱に詰める時はアルミカップを使い、かつおぶしを敷いてその上におかずを入れると、汁気がもれにくくなります。
生野菜、卵焼き、ポテトサラダは入れない
お弁当の卵焼きは夏場に限って封印します。ポテトサラダも同様です。
どちらも、絶対いれてはいけないものではないそうです。入れているママ友も何人もいます。
私は何となくですが、傷みそうな気がして入れていません。
卵焼きはしっかり中まで焼いてあれば大丈夫だと言われますし、ポテトサラダもきゅうりや玉ねぎを生で入れなければ大丈夫だと聞いています。
お弁当に便利なミニトマトやご飯とおかずをしきるのに使えるレタスは、私は一年間通してお弁当に入れません。
生野菜の水分が、お弁当が傷む大きな理由のひとつだからです。完全に水分をふき取れないので、入れないという選択をしています。
お弁当におかずを詰める時素手で触らない
いくら手を洗っても、完全に雑菌を除去することはできません。お弁当を詰める時には必ず菜箸などを使います。
アルミカップは手で入れますが、できるだけ触る面積を少なく、おかずに触れる内側は直接触れないように注意しています。
キャラ弁を作るお母さんも多いと思いますが、切ったり貼ったりと手を使う場面がどうしても多くなります。
キャラ弁を作る時は、素手ではなく使い捨ての手袋を使うことを強くおすすめします。
おにぎりは手で握らず、ラップを使う
おにぎりを素手で握ると傷みが早くなり、危険です。
清潔なお皿やまな板、机などにラップを敷いてそこにごはんをのせ、ラップごと握るようにします。
災害時におにぎりを作る時にも使われる方法だそうで、手についている雑菌をおにぎりに移さずに済みます。
梅干しや塩おにぎりにすれば塩分で大丈夫じゃない?
おにぎりが傷まないレベルの塩分を入れると、食べられないほどしょっぱくなるそうです。
一般の塩漬け食品の塩分濃度は10~20%。そのくらいあれば傷まないとしても、おにぎり1個の10%の塩は入れられないですよね。
梅干しは確かに腐敗を防ぐ働きがありますが、効果があるのは梅干しに触れている場所だけです。
煮物・炒めものは前日夜に作って冷蔵庫へ
お弁当箱におかずを入れる時は、冷めてから詰めるのが鉄則です。とはいえ、忙しい朝冷めるまで待てない!なんてことも。
私は、お弁当に入れる野菜おかずは前日の夕飯の時に作り、ラップをして冷蔵庫に入れて朝そのままお弁当箱に詰めます。
作ったすぐ後には汁気がないように思えても、冷めて時間がたつと案外野菜から水が出るものなんです。
朝、冷蔵庫から出したおかずの水気を切ってお弁当箱に入れれば、それ以上水が出てくることはありません。
朝に全部おかずを作る面倒からも解放されて、一石二鳥です!
マヨネーズ・ケチャップはラップにくるんでつまようじを添える
マヨネーズやケチャップは、ラップに絞り出してくるみ、輪ゴムなどでこぼれないように縛ります。
つまようじをお箸と一緒にいれておき、食べる時にラップに穴をあけて使うようにしましょう。
おかずの水分と混ざってまずくなったり、傷む原因になることを防げますよ!
もちろん、専用のケースを使ってもOKですが、洗うのが面倒なので私はラップを使っています。
気を付けてお弁当を作ったら、お昼まで20度以下に保てるよう温度管理が傷まないポイント!
ケーキの保冷剤がちょっと頼りない、と思う方におすすめです。
お弁当にランチジャーは夏でもお弁当が傷まず便利
保温弁当箱やランチジャーは夏でも問題なく使えます。
お弁当に限らず、食べ物が傷む温度は20~40度前後と言われています。この温度を超えた高温で管理すれば、雑菌が繁殖しにくくなります。
ランチジャーを使うときの注意事項は一年中同じですので、それを守っていれば安心して夏もお弁当を持たせることができます。
まとめ
- お弁当のご飯は夏でも前日の夜にといで、朝炊き上がるように予約炊飯で炊いてOK
- 夏は炊飯器にお酢を少し入れて炊くようにする
- 必ず保冷剤を忘れないようにする
- 夏のお弁当が傷まないようにするポイントは、水分をできるだけ出さないようにすることと温度管理
- お弁当を詰める時には必ず菜箸などを使う
- おにぎりを素手で握ると傷みが早くなり、危険
- お弁当箱におかずを入れる時は、冷めてから詰めるのが鉄則
- マヨネーズやケチャップはラップに絞り出してつまようじで穴をあけて使う
- 保温弁当箱やランチジャーは夏でも問題なく使える
夏はお弁当が傷まないように本当に気を使います。ご飯を炊くのは予約炊飯でも大丈夫です。
保冷剤やランチジャーを上手に使えば夏もお弁当を傷まないようにできます!
おかずを作る時は水気が出ないようにする、しっかり水気を切る、生野菜は入れない、などのポイントをおさえましょう。
こんなカワイイ保冷剤あったらお弁当タイムが楽しくなります!
丸洗いできて清潔に使えるのも大事なポイントです!
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