NELLマットレスの重さは、購入前に必ず確認しておきたい重要なポイントです。
重量の違いは、搬入や設置のしやすさやその後のお手入れのやりやすさに直結します。
ここではNELLマットレスのサイズ別に、実際の重さと取り扱い時の注意点をわかりやすく解説します。
NELLマットレスの重さのサイズ別比較表
| サイズ名称 | 実寸:幅×長さ×厚さ | 重さ |
|---|---|---|
| シングル | 95×195×21(㎝) | 22㎏ |
| セミダブル | 120×195×21(㎝) | 26.2㎏ |
| ダブル | 140×195×21(㎝) | 31.2㎏ |
| クイーン | 160×195×21(㎝) | 35.3㎏ |
| キング | 190×195×21(㎝) | 41.9㎏ |
NELLマットレスは搬入時に圧縮され、丸めた状態で届きます。
箱のサイズは全サイズ共通の縦横が約35㎝×35㎝ですが、長さがマットレスの幅とほぼ同等になります。
柱のような形の箱に入って届くのでかなりコンパクトに見えますが、重さは表にあるとおりなかなかの重量級。
特に寝室が2階にあるような家では搬入をひとりで行うのはかなり難易度が高いでしょう。
また、返品時には過程で圧縮することは不可能になるため、膨らんだ状態で屋外に搬出する必要があります。
玄関から搬入できたとしても、返品するときは窓からの搬出などを考える必要があり、重さと大きさ両面での対策が必要になります。
NELLマットレスの5つのサイズ別重さによる取り扱い注意点
NELLマットレスは高密度ポケットコイルを採用しているため、サイズが大きくなるほど重さも増します。
その分、寝心地や安定感には優れますが、搬入時の負担は無視できません。
無理な持ち運びを避けるためにも、サイズごとの重量感を事前に把握しておくことが大切です。
シングル:22kgは一人でも持てる重さ
シングルサイズのNELLマットレスは約22kgと、成人男性であれば一人でも持ち上げられる重さ。
ただし箱は細長いため、腕だけで支えるとバランスを崩しやすくなるんです。
壁や床に一度置きながら、体全体で支える意識を持つと安全に扱いやすくなります。
セミダブル:26.2kgで持ち運びに工夫が必要なことも
セミダブルになると26.2kgと重量が増し、一人作業では負担を感じやすくなります。
短距離であれば可能な場合もありますが、階段や方向転換では注意が必要。
滑り止め付き手袋を使う、途中で休憩を挟むなどの工夫が役立ちます。
ダブル:31.2kgあるため二人での作業が現実的になる
ダブルサイズは31.2kgあり、現実的には二人での搬入が安心です。
一人で無理に持ち上げると腰や手首に大きな負担がかかります。
箱の端と端をそれぞれ持って、2人で声を掛け合いながら安全に移動させましょう。
クイーン:35.3kgと重量感がはっきり増す
クイーンサイズでは35.3kgとなり、明らかに重量感を感じるレベルです。
二人でも持ちにくさを感じることがあり、体格差がある場合は特に注意が必要になりますよ。
可能であれば三人で支えるなど、余裕のある体制を整えましょう。
キング:41.9kgあり搬入計画が必須になる
キングサイズは41.9kgと非常に重く、事前の搬入計画が欠かせません。
人数の確保だけでなく、通路幅や一時的な置き場所の確認も重要です。
重さだけでなく「梱包箱の横幅」がマットレスの製品幅(キングなら約190cm)と同じ長さになるため、窓から寝室に直接搬入できないか検討する方が良いかもしれません。
NELLマットレスの搬入と設置のときのサイズ別注意点
NELLマットレスは圧縮梱包で届くものの、箱の長さはサイズごとに異なります。
重さだけでなく「箱の長さ」が原因で搬入が難しくなるケースも少なくありません。
ここではサイズ別に、搬入と設置で特に意識したいポイントを整理しましょう。
シングル:箱の長さ95cmを活かして小回りを意識
シングルサイズの箱は約95cmと比較的コンパクト。
そのため、玄関や廊下、室内ドアでの取り回しはしやすい傾向があります。
角を立てて方向転換するなど、小回りを意識すれば一人でもスムーズに搬入できますね。
セミダブル:120cmの箱サイズを階段幅と照らし合わせる
セミダブルは箱の長さが約120cmになり、階段搬入では注意が必要です。
特に踊り場のない直階段では、箱の長さがそのまま負担になります。
事前に階段の幅と天井高を確認し、斜めに通せるかをイメージしておくと安心。
ダブル:140cmの箱回転スペースを確保する
ダブルサイズの箱は約140cmあり、方向転換時のスペース確保が重要になってきます。
廊下の曲がり角や玄関内で回転できないと、先に進めなくなることも。
一時的に家具を移動させるなど、余裕のある動線を作っておきましょう。
クイーン:160cmの箱を安全に支えられる人数を用意
クイーンサイズでは箱の長さが約160cmとなり、重量と長さの両方が負担になります。
二人作業が基本ですが、安定しない場合は補助役がいると安心です。
無理に支え続けず、床に一度置きながらゆっくり移動させていくことで事故を防止してくださいね。
キング:190cmの長さの箱の搬入経路を事前に確認
キングサイズは約190cmと非常に長く、事前確認が必須です。
エレベーターや玄関、廊下の直線距離が足りないと搬入できません。
無理に玄関から搬入するのではなく、窓から部屋に入れることで解決できることも。
大型家具の搬入をイメージすると導線の確保がしやすいはずです。
NELLマットレスの搬入と設置の際の家の構造別4つの注意点
NELLマットレスはサイズと重さの影響で、家の構造によって搬入難易度が大きく変わります。
事前に住環境をイメージせずに進めると、途中で動けなくなるケースもあります。
ここでは住まいの構造別に、特に注意したいポイントを解説します。
注意点①:マンションではエレベーター奥行きより箱の長さを優先して確認
マンション搬入で見落としやすいのが、エレベーターの奥行きと箱の長さの関係です。
幅や耐荷重は問題なくても、箱の長さが足りず斜めに入らないケースがあります。
事前に箱の長さとエレベーター内寸を確認しておくことが重要です。
注意点②:階段搬入では幅より重さが負担になるケースが多い
階段では通れるかどうかより、持ち上げ続ける重さが負担になることが多くあります。
特に踊り場の少ない階段では階段の上側にいる人の腰の負担が大きくなることを念頭に置きましょう。
無理をせず、人数を増やす、途中で置ける場所を確認しておくと安心です。
注意点③:戸建て住宅では屋内での方向転換スペースを確保する
戸建て住宅では玄関や廊下、階段での方向転換が難所になりがちです。
箱が長いため、靴箱や壁に引っかかるケースも少なくありません。
事前に障害物を移動させたり、回転できるスペースを確保しておきましょう。
注意点④:室内での開封を前提に設置部屋までの動線を作る
NELLマットレスは開封すると一気に膨らむため、ベッドフレームの上で開封するのが基本。
ひとりで搬入し開封するのか、2人以上で作業するのかで導線も変わってきますね。
床を傷つけないよう養生し、余計な持ち替えを減らすことで安全に設置できます。
NELLマットレスの重さを4つの素材別に他社マットレスと比較!
NELLマットレスの重さは「重いのでは?」と不安に感じる方も多いポイントです。
ただし、マットレスは素材や構造によって重量差が大きく、一概に重い・軽いでは判断できません。
ここでは代表的なタイプと比較しながら、NELLマットレス 重さの立ち位置を整理します。
比較①:一般的な低反発マットレスと比較
低反発マットレスはウレタン素材が中心のため、同サイズで比べると比較的軽量です。
そのため持ち運びやローテーションはしやすい一方、床との接地面がズレやすい傾向があります。
NELLマットレスは低反発より重さは増しますが、その分、安定感と耐久性を重視した設計といえます。
比較②:ポケットコイルマットレスと比較
NELLマットレスはポケットコイルマットレスに分類されるため、同系統の製品とは近い重量帯です。
コイル数が多いほど重くなる傾向があり、NELLは体圧分散を重視してコイル量が多めです。
結果として標準的なポケットコイルよりやや重めですが、寝心地の安定性が高いのが特徴です。
比較③:高反発マットレスと比較
高反発マットレスは軽量ウレタンやファイバー素材が多く、全体的に軽い製品が目立ちます。
持ち運びやすさは魅力ですが、反発力が強く合わない人もいます。
NELLマットレスは重さは増すものの、反発とフィット感のバランスを重視した設計です。
比較④:素材別でみる重さの傾向と選び方
ウレタン主体は軽く、コイル主体は重くなるのが基本的な傾向です。
軽さを優先するなら扱いやすさ重視、重さを許容できるなら寝心地と安定性重視が向いています。
NELLマットレス 重さは後者に位置し、長く快適に使いたい人向けの選択肢といえるでしょう。
NELLマットレスの重さが与える3つのデメリット
NELLマットレスは寝心地や耐久性を重視した構造のため、どうしても重さはあります。
その重さはメリットでもありますが、搬入や設置の場面では負担になることも事実です。
ここではNELLマットレス 重さによって生じやすいデメリットを整理します。
デメリット①:サイズが大きくなるほど一人搬入が難しい
NELLマットレスはサイズが上がるにつれて重量が増し、一人での搬入が現実的でなくなります。
特にダブル以上になると、持ち上げるだけでも体力を消耗します。
無理に一人で対応するとケガの原因になるため、最初から複数人での作業を前提にすることが重要です。
デメリット②:箱が細長いため重量が一点に集中しやすい
圧縮梱包された箱は細長い形状のため、持つ位置によっては重量が一点に集中します。
バランスを崩しやすく、腕や手首に強い負荷がかかることもあります。
持ち替えながら運ぶ、床に一度置いて体勢を整えるなどの工夫が必要です。
デメリット③:持ち上げるときに腰に負担がかかりやすい
設置前には箱を持ち上げたり、向きを変えたりする動作が避けられません。
このとき前かがみの姿勢になると、腰への負担が大きくなります。
膝を使って持ち上げる、無理を感じたらすぐに休むなど、体を守る意識が欠かせません。
NELLマットレスの重さによる3つのメリット
NELLマットレスの重さは搬入時には負担になりますが、日常使用では大きなメリットになります。
安定感や耐久性は、重量のある構造だからこそ得られる要素です。
ここではNELLマットレス 重さがもたらす代表的なメリットを見ていきます。
メリット①:重量があることで使用中にズレにくい
NELLマットレスは自重があるため、寝返りを打っても位置がズレにくい特徴があります。
軽量マットレスにありがちな「気づいたら動いている」というストレスが起こりにくいです。
ベッドフレームとの相性も安定し、毎晩同じ寝心地を保ちやすくなります。
メリット②:コイル量が多く体をしっかり支えてくれる
重さの理由の一つが、内部に使用されているポケットコイルの多さです。
NELLマットレスには、シングルサイズでコイル数が約1170個使われています(ベーシックモデルの場合)
コイル量が多いことで体圧分散性が高まり、体の一部だけに負担が集中しにくくなります。
結果として、腰や肩をしっかり支え、自然な寝姿勢を維持しやすくなります。
メリット③:長期間使ってもへたりにくい構造
しっかりした重量構造は、耐久性の高さにも直結します。
コイルが潰れにくく、ウレタン部分も安定しやすいため、長く使っても寝心地が変わりにくいです。
頻繁に買い替えたくない人にとって、大きな安心材料になります。
NELLマットレスの重さについてまとめ
NELLマットレス 重さは、サイズが大きくなるほど搬入や設置で注意が必要です。
一方で、その重さはズレにくさや体の支え、耐久性といった実用面でのメリットにつながっています。
購入前に重さと搬入環境を確認しておけば、設置後は快適な睡眠環境を長く楽しめるマットレスといえるでしょう。

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