この記事では、犬の脇が擦れることを防止する対策と、おすすめのハーネスを2つご紹介しています。
「愛犬の脇が赤くなっている…もしかしてハーネスが原因？」
ハーネスの摩擦による皮膚トラブルは意外と多いんです。気が付いたら、愛犬の脇の毛が抜けてしまったり、赤くなって痛そうにすることも。
愛犬の脇が擦れないためのハーネス選びのポイントは、次の3つです。
- サイズとフィット感が大切。正しい付け方は愛犬にハーネスを付けて指2本分余裕があること
- 柔らかく犬の肌に優しい素材のものを選ぶ
- ハーネスの形も重要。Y字型やH型は愛犬の脇にハーネスのパーツがないので脇が擦れない
次の項からそれぞれ詳しく説明していきます。
愛犬の脇が擦れないハーネスも2つご紹介しますね。
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犬のハーネスで脇が擦れる原因
愛犬の脇がハーネスによってこすれてしまうのは、主に次の5つの原因が考えられます。
- ハーネスのサイズが合っていない
- ハーネスの形状によって脇がこすれやすい
- 素材が硬くて摩擦が起こる
- 長時間の装着や運動量の多さ
- 毛質や皮膚の弱さ
ハーネスの選び方に気をつければ、脇の擦れがなくなる可能性がグッと高くなります。
我が家の愛犬はダブルリードでお散歩していたため、お散歩のときはハーネスが必須でした。
幸い、我が家は脇の擦れで悩むことはなかったんですが、犬友達のところは脇が擦れて赤くなり、痛そうなので獣医師にかかった、と言ってました。
ついつい、かわいらしい、カッコイイ、とデザイン重視で選びがちなハーネスですが、脇が擦れてしまわないような選び方も考えた方がよさそうです。
愛犬の脇の擦れを防ぐためのハーネス選びポイント3つ
では、愛犬の脇の擦れを防ぐために、どのようなポイントがあるのか、3つにまとめましたので、一つ一つ解説していきます。
サイズとフィット感を考える
正しいハーネスのサイズは、愛犬に付けてあげたときに、背中に指1～2本の余裕があるのが目安です。
指が1本入らない場合にはきつすぎて、ワンちゃんの体がこすれて赤くなる原因にもなります。
指が3本以上入るような場合は、犬の動き方によってはハーネスがすっぽ抜けてしまうことも！
また、ハーネスは使っているうちにどうしても緩んでくるものですし、お洋服を着せた場合と着せない場合でもフィット感は変わります。
サイズ調整が簡単にできるハーネスを選ぶと、いつもピッタリフィットするように調節してあげられますね。
素材選びを工夫する
固い素材よりも、柔らかい布素材やクッションが使われているものの方が、犬のお肌に優しいもの。
ただ、ファッション性に富んだデザインのハーネスは、耐久性があまりない場合もありますので、引っ張る癖がある子などは注意が必要です。
- ソフトパッド付きハーネス（ネオプレン・メッシュ素材など）
- 幅広のハーネスで圧力を分散
- 皮膚に優しい布製のハーネスを選ぶ
ハーネスの形を変える
脇の下を通らないような形のハーネスだと、脇の擦れが気にならなくなります。
愛犬の足の動きを制限しないような形のハーネスを選んであげましょう。
Y字型
Y字型とは、ハーネスを付けた犬を正面から見たときに、胸のところでY字に見えるタイプのハーネスのことです。
気管虚脱の心配が少なく、愛犬の体に負担をかけにくい形だと言われています。
脇の下に布地がないものが多く、脇が擦れる心配がありません。
ハーネスを付けるときに頭を通したり、足をあげる必要がないものも多く、ワンちゃんのストレスになりにくいのもポイントです。
H字型
H字型とは、犬の胴回りにしっかり巻くタイプのハーネスです。
首回りと胴回りが輪っかになっており、背中とお腹のベルトで両方の輪っかがつながっています。ハーネスを開くとH字のように見えるため、H字型と呼ばれています。
脇の下にベルトや布地がないため、脇が擦れる心配がありません。
サイズが正しければすっぽ抜ける心配がほとんどなく、また足をあげたり頭をとおすことなく装着できるものも多いため、ワンちゃんがストレスなく装着できます。
安価でカワイイデザインが多い、メガネ型タイプは注意が必要です。愛犬の体形にフィットしていないと、脇が擦れることが多いようですよ。
ベストタイプも同様です。我が家の愛犬は脇擦れを起こさなかったのですが、犬友の愛犬がハーネスが原因と思われる脇の炎症を起こしたそうです。
メガネタイプやベストタイプを選ぶときには、サイズやフィット感に気をつけてあげましょう。
こまめなチェックとケアを忘れずに
皮膚の弱い子は特に、時々ハーネスが当たる部分がこすれて赤くなっていないか、チェックをしてあげましょう。
軽い赤み程度なら、原因となっていそうなハーネスを使うことを中断すると、治ってしまうこともあります。
愛犬がかゆそうにしていたり、痛そうであれば、迷わず獣医さんに相談しましょうね。
犬が脇擦れしないハーネスのおすすめ
愛犬の脇が擦れないハーネスのおすすめをご紹介します。
ハキハナ社製ハーネス
イタリアのハキハナ社で、ひとつひとつ手作りで作られる、犬の快適性を追求したドッグハーネスです。
画像の手前の短いT字部分を背中にして、輪っかの部分にワンちゃんの頭を通します。
長い方をワンちゃんの胴回りから背中に持ってきて、短い方とバックルで固定します。
脇の下をハーネスが通らず、後ろ足にかかることもないため、脇が擦れることがなく、ワンちゃんの動きを邪魔することもありません。
ハキハナ社製ハーネスには、5年保証がついており、通常の散歩などの使用で破損したときは、5年間保証の対象になります！
また、サイズ交換も可能です。送料は元払いですが、タグ付きのままであればサイズ交換してくれます。
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ペルロスハーネス
頭を通すタイプのハーネスを怖がる愛犬には、こちらのハーネスがぴったりでしょう。
Y型、H型ハーネスの両方の特徴を持ち、脇の下にハーネスがないため脇擦れが起こりません。
Y型ハーネスの特徴として首を圧迫することがないため、気管虚脱の心配がある愛犬にも安心です。
イタリア製で、ヨーロッパのドッグトレーニング施設でも使用される、信頼性の高いハーネスです。
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愛犬のハーネスで脇が擦れる対策のまとめ
- 愛犬の脇の擦れを防ぐハーネス選びは、サイズとフィット感が大切
- ハーネスを付けて、背中部分に指１～２本分の余裕があるのが正しいサイズ
- 柔らかい素材の、犬の肌に優しい素材のハーネスを選ぼう
- ハーネスの形を考えて選ぶことも重要
- Y型やH形は脇にハーネスのパーツがないので脇擦れしにくい
愛犬に合ったハーネスを選び、快適な散歩を楽しもう！
おすすめ商品を参考に、愛犬にぴったりのハーネスを見つけて、快適なお散歩を楽しんでくださいね。
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