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引越で電気が二重契約になる?1か所で二重契約にはならない!

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この記事では、引っ越しの電気の二重契約について、1つの住所で二重契約にならないことや、請求が2通来るケースについて解説します。

引っ越しして電気の申し込みをしたけれど、違う会社にも申し込んだかもしれない、と不安になることがあると思います。

  • 使用開始申し込みをしたら、家族が別の会社にすでに申し込んでいた
  • 使用開始申し込みをしたら、後で仲介業者が別の会社に申し込んでくれていたとわかった
  • 引っ越しの後何日かたったら、電気代が2通請求書が届いた。二重契約なのか?

その場合も二重に電気代が請求されるのでは?と不安になりますよね。

そこで、電気の契約が二重契約になることがあるのか、2回請求が来るのはどういう場合なのか調べてみました。

  • 電気の契約は1つのメーターに1社だけしかできない
  • 2つメーターがある場合には契約は2つ、請求も2つになる
  • 前の住所の最終分と新居の最初の請求が同じ月分で届くことがある

二重契約になることはない、ということや、請求が2回来るケースなどについて、詳しく解説していきますね。

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引越しで電気の二重契約は起こる?

同じ場所で複数の電力会社と契約することはできないようになっています。

ですので、間違って引っ越しの時に複数の電力会社に連絡してしまっても、どこか1か所だけが契約となり、残りはキャンセルされます。

電気の二重契約ができない理由

電気の契約の仕組みについて、簡単に説明しますね。

  • 電柱から引き込み線を通じて電気が部屋のメーターまで届く
  • メーターで使った電気の量が計算される
  • 検針日にメーターの値を読み取る
  • 読み取った値を契約した電力会社に渡す
  • 渡された値で電気代が計算されて、契約者に請求される

検針日に読み取ったメーターの値を、2社に渡すことはできないようになっています。

ですから、二重契約にはならないんです。

電気メーターが2つある場合は請求も2つ来る

部屋に2つメーターがついている場合は、電気の請求も2つ来ることがあります。

主に、電気温水器のメーターがついている場合です。

お風呂などに使うお湯を沸かす熱源が電気の場合、夜間にお湯を沸かしてくれる機械がついていて、それ専用のメーターがついていることがあります。

その場合は、部屋で照明や冷蔵庫に使う電気の他に、温水器に使う電気の契約が必要なことがあり、契約が2つになりますので請求も2つになります。

引越し前と後の住所の両方を契約することは可能

新しい住所の電気を使用開始しても、前の住所の電気を止めないで両方契約しておくことは可能です。

少しずつ荷物を運んでいる場合や、家族の誰かが先に新しい住所に行って、後から残りの家族が引っ越す場合などですね。

この場合は、前の住所と新しい住所の、電気の契約が重なっている期間が生まれます。そのため、請求もそれぞれ来ることになります。

イラストの、緑色の部分は前の住所と新居の両方で電気の契約がそれぞれある期間になります。

ですから、この期間は前の場所と新居の2つ、電気代が請求されます。

引越しで電気の2社から請求が来た!

引っ越しして、2社から電気代の請求がきた!という場合は、前の住所の最終分の請求と、新しい住所の最初の請求であることが多いです。

どういうこと?

たとえば、前の住所の電気を最後に使ったのが1月15日、新居の電気を使用開始したのが1月1日だとします。

それぞれの住所の検針日によって、1月分が2つ、請求されることがあるんです。

  • 前の住所の検針日は毎月10日、最終使用日は1月15日:1月10日から1月15日までの使用分が、1月分として請求される(前の住所の最終分)
  • 新しい住所の検針日は20日、使用開始が1月1日:1月1日から1月19日までの使用分が1月分として請求される(新居の最初の請求分)

日割り計算になるかどうかなど、細かい計算方法については、契約した電力会社に確認してみてください。

前の住所の電力会社と、新しい住所の電力会社が違えば、1月分が2社から請求される、ということになりますね。

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電気を二重に契約したかもしれない

使用開始連絡を、違う会社にそれぞれしちゃったかもしれない、ということもよくあります。

家族がそれぞれ申し込んでいた、とか、仲介業者が申し込んでくれていたのを知らずに自分でも使用開始連絡を入れてしまった場合などです。

最初に書いたように、基本的に電気の契約は1つのメーターに1社だけになりますので、違う会社で同時に契約になることはありません。

後から申し込んだ方がキャンセル扱いになっていることがほとんどだと思います。

どの電力会社と契約があるかを確認する方法

どの電力会社と契約があるかを確認する方法は、次の通りです。

  1. 請求書が来るまで待ってみる
  2. メールやSNSで通知がきていないか確認してみる
  3. 電力会社に問い合わせする

請求書が来るまで待ってみる

電気代の請求書が届いたら、請求期間がいつからのものか、契約住所が新しい住所のものか、を確認します。

使用開始の日付からのものであれば、その請求書を出した会社が契約されている電力会社になります。

使用期間が引っ越し前のものであれば、それは前の住所の分の請求書です。

二重契約になっていれば、使用開始の日付も契約住所も、同じものが別の会社から届くことになりますが、まず届くことはないはずです。

メールやSNSで通知がきていないか確認してみる

使用開始の申し込みがキャンセルされた、またはできなかったなどの内容で通知が来ていることもあります。

メールやSNSで送られることも多いですので、登録した電話番号やメールアドレスがあれば、通知が来ていないか確認してみましょう。

電力会社に問い合わせする

電力会社に電話で問い合わせてみるのが一番確実な方法です。ただし、電話がなかなかつながらないこともあります。

カスタマーセンターでは自社に契約があるかどうか確認してくれますが、ほかの会社への申し込んだ分がどうなったかまではわからないと思います。

申し込んだ会社それぞれに問い合わせをすれば、どちらの会社と契約になったかわかりますね。

引越しで電気の二重契約は起こるのかまとめ

  • 1つの場所で電気が二重契約になることはない
  • メーターが2つついていれば契約も請求も2つになる
  • 引っ越し前の最終分と新居の最初の請求が同じ月分で請求されることはある
  • 前の住所と新しい住所の使用期間が重なっても契約できる
  • 二重契約になっていないか確認する方法は、請求書を確認する、メールやSNSで通知が来ていないか確認する、電力会社に問い合わせる、などの方法がある

引越しは手続きしなければならないことも多いですし、バタバタしますのでつい電気の使用開始を違う会社に入れてしまうこともあります。

二重契約にはならないので、慌てずに電力会社に確認してみるようにしましょう。

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