この記事では、洗面所の暖房で壁掛けタイプで工事不要の製品についておすすめを解説しています。
冬は本当に寒い洗面所。こんなお悩みを皆さんも持っていると思います。
- お風呂に入るのに寒い洗面所で服を脱ぐのがイヤ!
- ヒートショックが心配・・・。
- 洗面所だけ暖めてくれるヒーターがあったら嬉しい
- 火災の心配がない物を選びたい
我が家の洗面所も脱衣所を兼ねているので、本っっ当に冬は寒いですし、夏は暑い!
何とか解決できないかな?と思っても、洗濯かごがあったりタオルがかけてあったりで、床置きタイプは火災が怖いんです。
そこで、壁掛けのものなら解決できるのでは?!と調べてみることにしました。
- 壁掛けタイプなら洗濯かごのそばに置かなくてOKだから、火災の心配をしないで済む
- 壁に金具で取り付けるもので、自分で取り付けできるものがある!
- 賃貸住宅だったらタオル掛けに引っかけて使えるタイプもある!
壁掛けタイプの洗面所暖房なら、ヒートショックの心配も火災の心配もナシ!
おすすめできるものをピックアップしてご紹介しますね。
洗面所の暖房壁掛けで工事不要なのってどんなもの?
洗面所を温めるスポット暖房。壁掛けにも2つ種類があります。
- 壁に穴をあけて土台をつけて取り付けるタイプ
- タオル掛けに吊り下げて使えるタイプ
床に置いて使う、壁に取り付ける、タオル掛けにかける、などマルチタイプのものもあります。
洗面ではタオル掛けに引っかけて使う、トイレは床置きで使う、など同じものを使い分けることもできますね。
洗面所暖房を壁掛けにするメリット
洗面所の暖房を壁掛けや吊り下げで使うメリットは2つあります。
- 火災の心配が少ない
- 温風が出るタイプのものは簡易ドライヤーになる
洗面所の床に洗濯かごを置いている人は多いと思いますし、タオル掛けからタオルが落ちていた、なんてこともありますよね。
床置きタイプのものに落ちたタオルがかかったり、洗濯かごが近くにあると、火災の危険が大きくなって心配です。
壁掛けや吊り下げだと、高いところに設置することが可能なので、火災の心配が少ない、という理由で選ぶ方も多いようです。
また、温風が出るタイプのものを選ぶと、ドライヤーの弱程度の温風が出るので、ドライヤーと併用することで髪が早く乾くことが期待できます。
壁に穴をあけて金具で取り付けるタイプ
ネジで壁に穴をあけて土台の金具を設置し、そこに暖房器具をかけるタイプです。
比較的多機能のものが多く、人感センサーが搭載されたモデルもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
壁にしっかり取り付けできるので、落下の危険が少ない | 土台の水平を取るのが難しい場合もある |
選べる製品が豊富 | 壁の強度によっては落下の危険がある |
好みの高さに取り付けることができる | 賃貸などで壁にネジが打てない場合は取り付けできない |
取り付け作業そのものは、ドライバーでできるようになっているので、慣れない方でも難しい作業ではありません。
壁の素材によっては、ホームセンターなどで壁の強度を補う部品を別途購入するなどの必要が出ることがあります。
賃貸でも安心!タオル掛けに吊り下げて使えるタイプ
タオル掛けに吊り下げるタイプのものです。ネジもドライバーも不要で、誰でも簡単に吊り下げることができます。
軽くてコンパクトなものが多く、価格も低めのものが多いようです。
メリット | デメリット |
---|---|
壁に穴をあける必要がない | 丈夫なタオル掛けではない場合、落下の恐れがある |
軽く作られているので、持ち運んで家中で使える | サイズが小さいものが多くパワーも控えめ |
ツッパリ棒でも使える | 選べる種類が多くない |
壁に粘着シートで取り付けるようなタオル掛けだと、落下の危険があります。ツッパリ棒もしっかりついたものに取り付ければOK。
コンパクトで軽い製品が多いようで、パワーは控え目とのレビューもありますが、家中持ち歩いて使える、との声も聞かれます。
賃貸でも安心して使えるのも大きなメリットですね。
洗面所暖房の壁に金具で取り付けるタイプおすすめ3選
壁にネジで土台を取り付ける壁掛けタイプで、工事不要でカンタンに取り付けることができる物から3つピックアップしました。
がっちり壁に取り付けできるため、多機能の製品が多くなっています。どんな機能があるとよいか、も選ぶ基準にできますね。
山善 壁掛けセラミックヒーター
狭いスペースに取り付けることを考えて設計されており、風量・パワー・温度設定を組み合わせて「ちょうどよい」ところに調節できます。
素早く洗面所を暖めてくれるのと、リモコンのボタンがわかりやすくなっています。
コロナ ウォールヒート
人感センサー付きで、スイッチを操作しなくても自動で電源のON/OFFをしてくれます。
独自技術でフィルターが側面にあるため、掃除やお手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。
TEKNOS パネルヒーター
温風を出すのではなく、輻射熱でじんわり周囲を暖めるタイプです。
薄型なので圧迫感がなく、シンプルな外観は壁や建具に溶け込んで邪魔になりません。
工事不要で賃貸でも安心の吊り下げタイプおすすめ3選
賃貸住宅では壁に穴を開けてはいけない、というのが決まりになっていることがほとんどです。
吊り下げタイプや、壁に穴を開けずに固定金具を取り付けるタイプのものを探す必要がありますね。
ここでは、穴をあけることなく設置できる、洗面所の壁掛け暖房器具をご紹介します。
INZYLA セラミックファンヒーター
床置き、金具を使用した壁への取り付け、タオルかけへの吊り下げの3Weyでの使い方ができるタイプ。
金具で壁に取り付ける際も、ネジを使うほかに接着剤で金具を壁に貼り付けるやり方も可能。
ROOMMATEⓇ 2Style壁掛けヒーター
床置き、金具を使用した壁への取り付け、タオルかけへの吊り下げの3Weyでの使い方ができるタイプ。
本体にタオル掛けが付属しているので、「タオル掛けにヒーターかけたら、タオルはどこにかけるの?」というお悩みが解消されます。
クレスター お風呂ヒーター
お風呂の中でも使えるヒーターです。赤外線ヒーターで周囲をあたためるタイプ。
IPX防水加工がされており、浴室でお水がかかっても大丈夫なように設計されています。
洗面所の暖房の電気代はどのくらい?
どのくらいかかるか気になる電気代。計算の目安は次の通りです。
消費電力100Wあたりの電気代=1時間約3.1円
※電力料金の目安単価は、令和4年7月22日改定後の31円/kWh税込)を参照しています。
ですので、消費電力800Wの暖房を洗面で一日1時間、30日使った場合の電気代は、1か月で744円になります。
- 消費電力表示が「W」の時:消費電力(W)×1h÷1,000×電力量料金(円/kWh)
- 消費電力表示が「kW」の時:消費電力(kW)×1h×電力量料金(円/kWh)
- 消費電力表示が「Wh」の時:消費電力量(Wh)÷1,000×電力量料金(円/kWh)
800Wで1時間ずっと使用した場合の計算ですので、省エネモードがある暖房器具であれば、電気代はこれより安くなるはずです。
まとめ
- 洗面所の暖房の壁掛けタイプは、金具で取り付けるものと吊り下げ式と2つ
- 洗面所の暖房を壁掛けにすると、火災の心配が少なくなるのが大きなメリット。
- 壁に金具で取り付けるものは多機能なものが多い
- 吊り下げタイプは賃貸でも壁を傷つけずに使える
- 電気代の計算は、100Wの消費電力=1時間約3.1円で計算できる
洗面所の温度は夏も冬も外気温に近くなりがちです。家の中の温度差で体に負担がかかるのが良くない、と言われていますよね。
ご年配の方や小さなお子さんはもちろん、ご家族みんなが快適に過ごす一つの方法として、洗面所にも暖房を置くご家庭が増えているのでしょう。
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