手軽に飲めるインスタントコーヒーですが、適当に入れると味が均一にならないことがよくあります。
- インスタントコーヒーを淹れるたびに、濃かったり薄かったりする
- インスタントコーヒーのおいしい淹れ方がわからない
- 友達や家族に淹れてあげるときに、ちょうどいい濃さにできない
私もコーヒーが大好きで何杯もインスタントコーヒーを飲むのですが、「この味!」というものになかなか出会えませんでした。
スプーンで目分量で淹れると、どうしても濃かったり薄かったりするんですよね。
そこで、おいしいインスタントコーヒー粉の分量について、調べてみました!
- インスタントコーヒーが一番おいしいとされるのは、140mlのお湯に2gのコーヒー粉
- インスタントコーヒーの粉2gはちょうど小さじ1杯
140mlは、多くのコーヒーカップでちょうど8分目くらい。マグカップだと半分ちょっと、になりますね。
この記事では、インスタントコーヒー2gのはかり方について、手持ちの小さじで本当にはかれるのか?!の検証も含めて解説していきます。
コーヒータイムの気分を上げてくれる、おすすめの2gがはかれる軽量スプーンもご紹介します。
インスタントコーヒー2gは小さじ1杯と同じ
インスタントコーヒー2gは、小さじ1杯と同量です。
小さじとは、5ml(㏄)をはかることができる、小さい軽量スプーンです。私の自宅にあった小さじで早速検証していきましょう。
小さじ1杯は2gかどうか検証してみた
計りに乗せた状態で目盛りを0gにしました。
小さじにすりきり1杯のインスタントコーヒーを乗せるとどうなるかというと。
ぴったり2gになりました!
たまたまこの小さじが2gになったのでは?!という疑問のもと、もう一つの小さじでも同様に検証します。
やはり2gぴったり!
計りに乗せるときにちょっと粉がズレてしまっていますが、乗せる段階ですりきり1杯になってます。
小さじがあれば専用のスプーンやキャップを買わなくても、2gのコーヒー粉を計ることができることがわかりました。
小さじを使うことのメリットとデメリット
インスタントコーヒーを計量するときに小さじを使うことの、メリットとデメリットをまとめてみました。
<小さじを使うメリット>
- 自宅にあるものを使用でき、改めて買う必要がない
- 小さじ1杯で2gが計量できる
- さまざまな用途に使える
<小さじを使うデメリット>
- 柄が短いのでビンの中に落ちることがよくある(落ちると救出が面倒)
- 柄が短い、またはサイズが小さい物が多く、コーヒー粉で手が汚れる
- ビンの底の方の粉をすくうのが難しい
- 機能重視のデザインなのでおしゃれではない物がほとんど
- 柄が短いのでコーヒーを計量してそのままカップに入れてかき混ぜることができない
いかにもキッチンツールです!というデザインのものが多いので、コーヒータイムを楽しむにはちょっとおしゃれさが足りないんですよね。
まるでステーキをナイフではなく包丁でカットして食べるような?そんな気分になるんです。
では、おしゃれで機能的な軽量スプーンはないのか?と探してみました。
インスタントコーヒー2gを計れる計量スプーンは?
2gをぴったりはかれる軽量スプーンを使うと、毎日理想的な濃さのインスタントコーヒーを楽しめるようになります。
2gって計るの難しくない?
インスタントコーヒー専用スプーンなら2gをぴったり簡単に計れますよ!
コーヒー専用計量スプーンを使うことのメリットとデメリットがありますのでまとめました。
<インスタントコーヒー専用スプーンを使うメリット>
- 適量とされる2gのコーヒー粉が迷いなく計量できる
- 柄が長いためビンの底までスプーンが届く
- 柄の先がフックになっておりビンのふちにひっかけておくことができる。
<インスタントコーヒー専用スプーンを使うデメリット>
- 買える場所が限られている。(ほぼネット上にしか売っていない)
100均はもちろん、キッチン用品を扱う雑貨店やスーパーを回ってみましたが、インスタントコーヒー専用スプーンは扱っていないようです。
どこでも買える商品ではない点が一番のデメリットだと思いますが、ネット通販を利用すれば解決できますね。
インスタントコーヒー専用の「ベンリスプーン」
インスタントコーヒーの2gをきっちりはかれる専用スプーンです。柄の先がフックになっているので、吊り下げて収納でき場所を取りません。
シンプルで、おしゃれさよりも機能性重視のデザインが好みの方にぴったりです。
貝印のインスタントコーヒー専用スプーン
スプーン部分が普通のコーヒースプーンのような形なので、コーヒー粉をすくいやすく、テーブルでも違和感を感じさせません。
柄の先はフック状になっているので収納にも便利ですし、コーヒービンのふちにひっかけておくことができます。
BARISTA&CO (バリスタ&コー)のおしゃれなインスタントコーヒー計量スプーン
おしゃれでテンションが上がるのに、2gをはかれるインスタントコーヒー専用スプーンです。
色は柔らかい印象のコッパーと、硬質でカッコイイ印象のスチールの2色をお好みで選べます。
スプーンの内側に目盛りがついて、小さじ1と大さじ1がはかれます。水筒などにたくさん淹れたいときは大さじ、カップで楽しむときは小さじと使い分けることもできますね。
インスタントコーヒー2g用の計量スプーンは100均にはない
インスタントコーヒー2g用の計量スプーンは、専用の商品は100均には取り扱いがないようです。
後ほど解説しますが、キッチン用の小さじでインスタントコーヒーを計るとちょうど2gになります。
インスタントコーヒー専用ではありませんが、2gを計るためには100均の小さじを購入すればOK!
インスタントコーヒーを計量できる専用の商品が、計量スプーンとは別に100均にあります。
調べてみたところ、以下の3種類の商品があることがわかりました。
- インスタントコーヒーのビンの蓋の代わりに取り付けて、1杯分2gがひと振りで出てくる商品
- インスタントコーヒーのビンの蓋の代わりに取り付けて、1杯分1gがひと振りで出てくる商品
- インスタントコーヒーを詰め替えることができるボトルのふたが2gを計れるようになっている商品
ダイソーとセリア、キャン★ドゥで扱っているインスタントコーヒーが計量できる商品を次に紹介していきます。
商品が店頭にあるか、在庫の有無については各店舗にお問い合わせくださいね
ダイソーは2種類のキャップと1種類の保存容器がある
ダイソーにはインスタントコーヒーのふたの代わりに取り付けて使うタイプが2種類と、詰め替えボトルとして使える商品1種類があります。
ビンのふたの代わりになるタイプ2種類は、2gを計量できるものと1gを計量できるものとなっています。
<ひと振りで2gを計量できるもの>
商品名:インスタントコーヒーキャップ
価格:110円(税込)
対応口径:ビンの内側が51㎜~61㎜
<ひと振りで1gを計量できるもの>
商品名:インスタントコーヒーキャップ(スリムタイプ)
価格:110円(税込)
対応口径:ビンの内側が40㎜~43㎜
取り付けるときはインスタントコーヒーのビンの口にねじ込めばOK、と簡単に取り付けでき、分解して丸洗い可能です。
デメリットとしては、対応口径がそれぞれ決まっているので、取り付けられるインスタントコーヒーのビンが限られるということ。
いつも飲んでいるコーヒーの銘柄やビンの口径を計ってから購入したほうがよいでしょう。
<詰め替えボトルタイプ>
商品名:計量できるキャニスター(500ml角)
価格:110円(税込)
この商品はひと振りで小さじ1杯分が出てくるようになっています。
後ほど詳しく検証しますが、小さじ1杯は2gと同じです。
セリアはキャップで計量できるものが1種類
セリアにもインスタントコーヒーのビンのキャップとして使えて、計量もできる商品があります。
ひと振りで2g計量できるように設計されているそうです。
商品名:計量キャップ インスタントコーヒー用
価格:110円(税込)
対応口径:ビンの内側が51㎜~61㎜
ダイソーのインスタントコーヒーキャップとよく比較されているのをネットで見かけます。
セリアの計量キャップは1種類で対応口径が決まっていますので、お好きなインスタントコーヒーのビンに使えるか測ってから購入しましょう。
ダイソーの商品よりも密閉性が低いというレビューがありますので、長期保存には向かないかもしれません。
キャン★ドゥはキャップで計量できるものが2種類
キャン★ドゥもインスタントコーヒーのビンのキャップとして使えるタイプのものが2種類販売されています。
ひと振りで2g計量できるレギュラーサイズと、ひと振り1gになるスモールサイズがあります。
どちらもダイソーやセリアと同様、使えるビンの口径が限られていますのでご注意を。
<ひと振りで2gを計量できるもの>
商品名:計量キャップ インスタントコーヒー用 レギュラーサイズ
価格:110円(税込)
対応口径:ビンの内側が51㎜~61㎜
<ひと振りで1gを計量できるもの>
商品名:計量キャップ インスタントコーヒー用 スモールサイズ
価格:110円(税込)
対応口径:ビンの内側が40㎜~43㎜
まとめ
- インスタントコーヒー2gは、小さじ1杯と同量
- 家にある小さじを使うメリットは、わざわざ買わなくてOKということや、いろいろな用途に使えること
- 家にある小さじを使うデメリットは、柄が短くビンの底まで届かないことやビンに落ちること
- インスタントコーヒー専用スプーンは小さじのデメリットが解決できる
- 100均にはインスタントコーヒーを計量できる専用のボトルやキャップがある
ほっと一息コーヒータイム、とリフレッシュする幸せはインスタントコーヒーだって十分味わえます。
毎日飲むからこそおいしくいれたい!ちゃんと計っていれてみると、朝のひと時が少し変わるかもしれませんね。
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