この記事ではグースリーマットレスの平均的な寿命(約7年)とその根拠、さらに10年程度まで寿命を延ばすお手入れ方法や、買い替えタイミングについて徹底解説しています。
グースリーマットレスの寿命は、平均すると6~7年です。
使い方やお手入れ方法によってはもっと寿命を延ばし、10年程度使い続けることも可能です!
グースリーマットレスの寿命や長く快適に使うコツについて知りたい方はこの記事を参考にして、グースリーマットレスの詳細については公式サイトをご確認下さい。
グースリーマットレスの平均的な寿命は約7年!根拠は3つ
グースリーマットレスの寿命は6~7年程度です。
- グースリー公式サイトが公表している寿命が約7年だから
- グースリーマットレスのウレタン素材の復元率が優れているから
- 3枚に分かれるウレタン部分をローテーションできるから
これはあくまで平均的な年数であり、使い方や手入れの仕方によって寿命の長さはかなり変わってきます。
グースリーマットレスの高反発ウレタン構造は、丁寧に扱えば寿命は10年程度まで伸ばすことができます。
根拠①:グースリー公式サイトが公表している寿命が約7年だから
公式サイトには、グースリーマットレスの寿命について記載があります。
使用状況にもよりますが6~7年ほどが平均です。
また、同じページでは次のような記載もあります。
使用方法や環境によっても変わりますが、ウレタン素材自体は10年以上の耐久性があります。
しかし、カバーなどの汚れや生地の傷みなども考えると2~5年程度で買い替えがおすすめです。
まとめると、次のようになりますね。
根拠②:グースリーマットレスのウレタン素材の復元率が優れているから
グースリーマットレスは、耐久性の指針である復元力が98.7%と非常に高いのが特徴です。
マットレスの復元率とは:
マットレスに圧力をかけた後、元の形状にどれだけ戻るか、を数値化したもの。
国内検査機関でJIS規格(JIS S 1102)にのっとり、80,000回の圧縮プレスをかける、という方法で検査が行なわれる。
100%に近いほどヘタりにくく、復元率96%以上が高品質マットレスの目安となる。
ひとりの人が一晩にうつ寝返りは平均20回~25回と言われており、寝返り回数が8万回に達するには8~10年かかります。
このことから、理論的には8年以上毎晩寝返りを打っても、元の形状に戻るということになるんです。
ただし、使用環境(湿気や高温)やお手入れ状況次第で実際の寿命は短くなる可能性がある点は覚えておきましょう。
根拠③:3枚に分かれるウレタン部分をローテーションできるから
グースリーマットレスは3枚のウレタンフォームがそれぞれ独立していて、カバーに入れて連結させる作りになっています。
3枚のウレタン部分をローテーションさせ、一番負荷がかかる腰の部分を入れ替えていくことができる仕組みです。
そのため、腰の部分のウレタンだけヘタってしまうということがなく、寿命を長く保てます。
グースリーマットレスの寿命が近いときに見られるサイン5つ
- 体が沈み込みすぎて寝姿勢が崩れるようになった
- 腰や背中の痛みが起きやすくなった
- ウレタンのヘタリや表面の凹みが目立ってきた
- 寝返りが打ちにくくなった
- 嫌な臭いやカビなどの汚れが取れなくなった
マットレスは徐々に劣化していくため、気づかないうちに体への負担が増えていることがあります。
ここでは、グースリーマットレスの寿命が近づいたときに現れやすいサインを具体的に紹介します。
もし当てはまる点があれば、買い替えを検討するタイミングかもしれません。
サイン①:体が沈み込みすぎて寝姿勢が崩れるようになった
新品の頃は体をしっかり支えてくれるグースリーマットレスですが、長年の使用でウレタンがへたり、過度に沈み込むようになることがあります。
その結果、理想的な寝姿勢が維持できず、背骨が曲がった状態で眠ってしまいがちです。
寝姿勢の崩れは疲労の回復を妨げ、翌朝の目覚めにも影響します。
寝返りがしにくい、体が沈み込みすぎて抜け出しにくいと感じたら、それはマットレス寿命の明確なサインです。
サイン②:腰や背中の痛みが起きやすくなった
ウレタンの反発力が低下すると、体を均等に支える力が弱まり、特に腰や背中への負担が増します。
起床時に痛みやこわばりを感じるのは、グースリーマットレスが体圧をうまく分散できなくなった証拠です。
若いうちは多少の違和感を感じても寝てしまえるかもしれませんが、継続すると慢性的な腰痛につながる可能性があります。
寝心地の悪化が体の不調として現れる前に、交換を検討するのがおすすめです。
サイン③:ウレタンのヘタリや表面の凹みが目立ってきた
グースリーマットレス表面に体型に沿った凹みができたり、一定の部分だけへたりが目立つようになるのも寿命のサインです。
凹みがあると寝姿勢が偏りやすく、無意識に楽な姿勢を探して余計な負担を体にかけてしまいます。
また見た目の劣化は衛生面でも気になる要因になり、快適さを損ないます。
視覚的な変化がはっきりと確認できた時点で、買い替えを検討するのが賢明です。
サイン④:寝返りが打ちにくくなった
グースリーマットレスの反発力は寝返りのしやすさに直結します。
劣化したマットレスでは体が沈み込みすぎて、寝返りを打つたびに大きな力を必要とするため、眠りの質が低下してしまいます。
寝返りは血流を促し、体の一部に負担が集中するのを防ぐ大切な動作です。
スムーズに寝返りが打てなくなったと感じるのは、買い替えを考えるべき重要なサインです。
サイン⑤:嫌な臭いやカビなどの汚れが取れなくなった
湿気や汗を吸収するマットレスは、長年使うことで内部に湿気がこもり、カビやニオイが発生することがあります。
一度深く染みついたカビやニオイはクリーニングでも完全に取り除けない場合が多く、衛生面で大きな問題となります。
寝室全体の空気を悪化させる要因にもなるため、快適で清潔な睡眠環境を守るためには買い替えが必要です。
特に健康やアレルギーが気になる方は、このサインを軽視しないことが大切です。
グースリーマットレスの寿命を延ばすためのお手入れ方法5つ
- 定期的にローテーションして負荷を分散する
- ベッドパッドやシーツで汚れを防ぐ
- 風通しを良くして湿気を溜めないようにする
- 直射日光や高温を避けて干す
- 掃除機でホコリを取り除き清潔を保つ
マットレスは日常的に体重を支えるため、正しいお手入れをするかどうかで寿命が大きく変わります。
グースリーマットレスも例外ではなく、使い方次第で快適に眠れる年数をしっかり延ばすことができます。
ここでは、簡単に実践できるメンテナンスの方法を紹介します。
お手入れ方法①:定期的にローテーションして負荷を分散する
同じ向きで長期間使い続けると、体の重さがかかる部分だけが早くへたってしまいます。
そこで数か月に一度、マットレスを上下または前後にローテーションすると負荷を分散できます。
均等に力がかかることでウレタンの変形を防ぎ、寿命を延ばす効果が期待できます。
特に腰や肩など沈みやすい部分を意識してローテーションすることがポイントです。
お手入れ方法②:ベッドパッドやシーツで汚れを防ぐ
マットレスのウレタン素材は汗や皮脂を吸収しやすいため、ベッドパッドやシーツをマットレスと一緒に使いましょう。
これらを敷くことで汚れや湿気の侵入を防ぎ、グースリーマットレスの内部を清潔に保つことができます。
シーツやパッドは簡単に洗濯できるため、こまめに交換すれば衛生面の安心感も高まります。
小さな習慣が結果的にマットレスを長持ちさせることにつながります。
お手入れ方法③:風通しを良くして湿気を溜めないようにする
マットレスは湿気を含むとカビや劣化の原因となるため、定期的に風通しを良くすることが欠かせません。
例えば、布団を干すようにマットレスを立てかけて部屋を換気したり、除湿機を併用すると効果的です。
特に梅雨や夏場は湿度が高くなるので、意識して通気性を確保しましょう。
湿気を防ぐことで清潔さと快適さを長く保てます。
お手入れ方法④:直射日光や高温を避けて干す
ウレタン素材は直射日光や高温環境に弱く、劣化を早める原因になります。
湿気を飛ばすために干すときは、天日干しではなく風通しの良い日陰で乾燥させるのが安心です。
また、布団乾燥機を使うときは高温モードはNG。低温で短時間かけるか、送風モードを使用すると寿命を保つ効果がありますよ。
お手入れ方法⑤:掃除機でホコリを取り除き清潔を保つ
マットレスの表面には知らないうちにホコリやダニの温床となる細かいゴミがたまります。
定期的に掃除機をかけることで、衛生的で快適な睡眠環境を維持できます。
特にアレルギー体質の方はこまめな掃除が重要で、清潔さが体調にも直結します。
見えない汚れを取り除く習慣をつけることで、結果的にマットレスの寿命をしっかりと延ばせます。
グースリーマットレスを買い替える5つのタイミング
- 7年以上使っている場合は買い替えを検討する
- 寝起きに体の痛みを感じるようになったら買い替える
- 違和感やへたりを感じたら買い替える
- 引越しや部屋の模様替えは買い替えのチャンス
- 販売サイトのセール期間にお得に買い替える
マットレスは一度購入すると長く使うものですが、永遠に同じ快適さを保てるわけではありません。
グースリーマットレスも適切な時期に買い替えることで、体の健康や睡眠の質を守ることができます。
ここでは買い替えの目安やお得に買い替えるタイミングについて解説します。
タイミング①:7年以上使っている場合
グースリーマットレスの寿命の目安は6~7年です。
7年以上使い続けている場合、たとえ見た目に大きな変化がなくても、内部の弾力や通気性は少しずつ低下しています。
「まだ使えるから」と先延ばしにすると、知らないうちに体への負担が積み重なります。
長く使ったマットレスは、快眠のために思い切って買い替えを検討することが賢明です。
タイミング②:寝起きに体の痛みを感じるようになったとき
朝起きたときに腰や肩の痛み、背中のこわばりを感じるようになったら要注意です。
これはグースリーマットレスが体を十分に支えられなくなり、寝姿勢が崩れているサインです。
そのまま使い続けると慢性的な不調や睡眠の質の低下につながる恐れがあります。
体の違和感はマットレスからのSOSと考え、早めの買い替えで快適な睡眠を取り戻しましょう。
タイミング③:違和感やへたりを感じたとき
グースリーマットレスがヘタって来たと感じたり、寝ていて違和感を感じるようになったら買い替えのタイミングです。
違和感を放置して使い続けると、腰や背中の負担が大きくなり、睡眠の質が下がる原因となります。
タイミング④:引越しや部屋の模様替えの際
引っ越しや部屋の模様替えなど生活環境の変化があるタイミングは、グースリーマットレスの買い替えの絶好のチャンスです。
何となくもったいない、と長く使い続けている場合には、新しい環境に合わせてマットレスを買い替えると気分も一新できますよ。
タイミング⑤:販売サイトのセール期間
グースリーマットレスは、実店舗の取り扱いがなくネットショップのみで販売されています。
楽天やAmazon、Yahooショッピングのセール期間やポイント獲得キャンペーンのタイミングで買い替えるととってもお得に購入できます。
なかなか買い替えるタイミングがつかめない方は、セール期間をきっかけにするのもおすすめです。
グースリーマットレスと他のマットレスとの寿命の比較
マットレスにはさまざまな種類があり、それぞれに耐久性や寝心地の特徴があります。
マットレス本体の構造 | 平均寿命 |
---|---|
ラテックスマットレス | 10年以上 |
ボンネルコイルマットレス | 5~10年 |
ポケットコイルマットレス | 7~12年 |
高反発ウレタンマットレス | 6~8年 |
低反発ウレタンマットレス | 3~5年 |
ファイバーマットレス | 3~5年 |
グースリーマットレスは表の中の高反発ウレタンマットレスのカテゴリーに当てはまります。
ここでは高反発ウレタンマットレスと他の素材や構造でできたマットレスとの寿命を比較してみましょう。
比較①:グースリーマットレスよりラテックスマットレスの方が寿命が長い
ラテックスマットレスは、天然ゴムを主原料としたマットレスで、柔らかいのに高い反発力があるのが特徴です。
ラテックスマットレスの寿命は非常に長く、平均10年以上品質が保たれることが多いんです。
マットレスの素材の中では、ラテックス素材のものが一番寿命が長いと言えます。
比較②:グースリーマットレスとコイルマットレスの寿命はほぼ同じ
コイルマットレスにはマットレス内部のコイル(バネ)が1つずつ独立しているポケットコイルと、コイルが連結しているボンネルコイルとの2種類があります。
マットレス内部のコイルの質や数によっても寿命は変化しますが、高反発マットレスとおおむね同等程度の寿命と言えます。
比較③:グースリーマットレスは低反発マットレスより寿命が長い
低反発マットレスは体に沿って沈み込む柔らかい寝心地が特徴ですが、素材がへたりやすく寿命は5〜7年程度と短めです。
特に湿気や熱に弱いため、使い方によってはさらに早く劣化することもあります。
対してグースリーマットレスは高反発ウレタンを採用しているため、弾力が長く持続しやすいのが強みです。
寝返りのしやすさと耐久性を両立している点で、低反発より優れているといえるでしょう。
比較④:グースリーマットレスはファイバーマットレスより寿命が長い
ファイバーマットレスは繊維を網目状に固めた構造のマットレスです。
通気性に優れていますが耐久性は高くなく、寿命は短め。
高反発ウレタンマットレスの方が寿命の長さの点で軍配が上がります。
グースリーマットレスの寿命についてまとめ
- グースリーマットレスの寿命は6~7年程度
- グースリーマットレスの寿命が長いの理由は復元力の高さと3枚のマットレスをローテーションできるから
- 寿命が来た代表的なサインは体が痛むようになった時や違和感を感じたとき
- 寿命を延ばすためのお手入れ方法は陰干しやシーツの使用など5つ
- マットレスの買い替えタイミングは寿命のサインの他に引越しやセールなど
- グースリーマットレスの高反発ウレタン素材はコイルマットレスと同程度の寿命の長さがある
グースリーマットレスの寿命は平均して6~7年ですが、使い方次第で10年程度まで寿命を延ばすことも可能です。
使用頻度や体重によって劣化のスピードは変わりますが、適切なお手入れを行うことで快適さをより長く保てます。
寿命が近づいたサインを見逃さず、体の痛みや寝姿勢の崩れを感じたら早めに買い替えを検討しましょう。
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