NELLマットレスの寿命はどれくらい？買い替え時期の目安などを徹底調査！

この記事ではNELLマットレスの寿命が10年以上あることとその根拠、より寿命を長く保つ使い方のコツや買い替えのサインについて解説しています。

NELLマットレスの寿命は10年以上と言えます。

これは、公式サイトで購入した場合、10年耐久保証がついていることなどが根拠になります。

さらに日常の使い方やメンテナンス次第では、寿命をもっと伸ばすことも可能！

そして、寿命が近いサインを知っていれば、そろそろ買い替えの必要があるタイミングもわかります。

NELLマットレスの寿命について詳しく知りたい方はこの記事を参考にして、NELLマットレスの詳細については公式サイトをご確認くださいね。

NELLマットレスの寿命が10年以上と言える3つの根拠

NELLマットレスの寿命は、メーカー保証期間から10年と言えます。

ただ、これは10年が限界という意味ではありません。

使い方やメンテナンスによっては、充分10年以上使い続けることができるんです。

これは標準的なマットレスの耐久年数と比べても遜色なく、むしろやや長めの部類に入ります。

長期間にわたって寝心地を維持できるのは、ポケットコイルや高密度ウレタンといった素材の工夫が大きく影響しています。

ここでは、NELLマットレスの寿命が10年以上である根拠をご紹介します。

根拠①：10年間のメーカー保証がついている

NELLマットレスには3つのグレードがありますが、全てのグレードに10年耐久保証がついています。

お手元に届いた際に商品に不備があった場合、また下記保証対象に該当する場合、保証期間中であれば無料で交換をいたします。

ー引用：NELLマットレス公式サイト

NELLマットレスの10年耐久保証は、通常の使用状態において3㎝以上のヘタりが出た場合、無償で交換してくれる、というもの。

つまり、10年ヘタることがなく使える品質である、ということです。

ただし、間違った使い方による劣化やカビ、汚れなどは保証の範囲外となるので注意しましょう！

根拠②：ポケットコイルが通常のマットレスの約2倍使われている

NELLマットレスの寿命が長い理由の一つは、独自設計のポケットコイルにあります。

ポケットコイル構造とは、マットレスの中に独立したコイルを並べて体重を支える仕組みのこと。

NELLマットレスはコイルの数が他のポケットコイルマットレスの約2倍使用されています。

そのため、1つ1つのコイルへの負担が分散され、ヘタリにくいんです。

さらに高密度のウレタンを何層も使用。

長期間の使用でもへたりが起きにくくなっています。

これらの工夫が、他のマットレスと比較した際の耐久性の高さにつながっています。

根拠③：10万回の圧縮プレステストに合格している

NELLマットレスは、JIS規格にのっとった圧縮プレステストをクリアしています。

このプレステストは、102㎏のプレスを10万回かけても、ほつれや大きなヘタリがないことが合格基準です。

1000ニュートン（約102Kg）の力で10万回の圧力をかけるJIS規格のテストを実施。

へたり、たわみ、表地のずれ、ほつれ、破れ、詰め物の移動、落ち込み、コイルの折れ、外れなどの異常がなく高い耐久性があることが証明されています。

引用：NELLマットレス公式サイト

人が寝がえりを打つ回数を一晩約20回とすると、10万回でちょうど10年になります。

10年間寝返りを打っても傷みが見られないということがテストで実証されている、というわけですね。

NELLマットレスの耐久性を支える3つの構造上の理由

NELLマットレスは快適さだけでなく耐久性にも優れています。

その秘密は、通常のマットレスに使われる約2倍の量のポケットコイル！

ここでは、NELLマットレスのポケットコイル構造が寿命の長さにどう影響しているのかみていきましょう。

理由①：超高密度ポケットコイルによる高い体圧分散性

NELLマットレスのポケットコイルは一つひとつが独立して不織布の袋に包まれています。

そのため、体重が分散され、特定の部分に負担が集中しにくくなるのです。

コイルが連結しているボンネルコイル構造と比べても、へたりや歪みが起きにくいのが大きな特徴。

そのため、長期間使っても寝心地が大きく変わりにくく、結果としてマットレスの寿命を延ばすことにつながります。

理由②：腰の負担を軽減するセンターハード構造

NELLマットレスのポケットコイルは、マットレスの真ん中のちょうど腰が乗る部分が少し固めになっています。

このことが寝がえりをサポートするのと同時に、強いばねの力でヘタリに強くなっているんです。

負荷の比較的小さな足元や頭の部分のコイルは柔らかく、全体として体圧分散に優れた設計。

体圧分散に優れているということは、1か所に圧力がかかり続けることがない、ということ。

そのため、コイルの寿命が長くなり、結果的にNELLマットレスの寿命が長いというわけですね。

理由③：湿気による劣化を防ぐ高い通気性

マットレスの寿命を縮める大きな要因の一つが湿気。

NELLマットレスのポケットコイル構造は、とても通気性がいいんです！

コイルは「バネ」ですから、中は空洞。

NELLマットレスのポケットコイルのバネは、薄い不織布でひとつひとつ包まれています。

コイルだけを取り出すと、向こうが透けて見えるほどで、空気がどんどん通り抜けていくことができるんです。

この通気性の良さが湿気がこもることを防ぎ、NELLマットレスの寿命の長さにつながっているんですね。

NELLマットレスの寿命が来たときの4つのサイン

マットレスは毎日使うものなので、少しずつ劣化が進んでいきます。

NELLマットレスも例外ではなく、寿命を迎えると快適さが損なわれていきます。

ここでは、買い替えのタイミングを見極めるために、知っておきたいサインやチェック方法を紹介します。

サイン①：寝心地が悪くなり体に痛みを感じるようになったとき

朝起きたときに腰や肩に痛みを感じる場合は、マットレスのサポート力が低下している可能性があります。

コイルやウレタンが劣化すると体を均等に支えられなくなり、特定の部位に負担がかかりやすくなるのです。

「最近よく寝返りを打つ」「深い眠りがとれない」と感じたら、寝心地の劣化を疑ってみるべきでしょう。

快適な睡眠を守るためには、この段階で買い替えを検討するのが賢明です。

サイン②：中央部分がへたって沈み込みが目立つようになったとき

寝たときに腰が落ち込む感覚が強くなったら、マットレスの寿命が近いサイン。

マットレスの中央部分は腰やお尻が乗る場所。

最も体重がかかりやすい場所です。

長年使用するとそこだけ沈み込みが進み、へたりが目立つようになります。

見た目の変化はもちろん、横になったときの違和感にも注意して確認するとよいでしょう。

サイン③：ギシギシときしむ音がするようになったとき

使用していてギシギシと音がするようになった場合は、コイルの摩耗や劣化が原因です。

内部の金属部分が擦れ合うことで音が出るようになり、放置すると寝心地の悪化やさらなる故障につながります。

マットレスを軽く押したときにきしむ音がするかどうかをチェックすると、寿命の兆候を早めに察知できます。

横になるとき、寝返りをうつときに音が鳴るようになったら、買い替えを検討しましょう。

サイン④：シミやカビなど衛生面で不安が出てきたとき

マットレスは湿気や汗を吸収するため、長年の使用でシミやカビが発生しやすくなります。

見た目に汚れが目立つだけでなく、衛生面でのリスクも高まるのが問題です。

特にカビはアレルギーや健康被害の原因になる可能性があるため、放置は禁物です。

清掃や乾燥で改善できないほど劣化している場合は、寿命を迎えたと判断して買い替えるべきです。

NELLマットレスの寿命を延ばすための5つのコツ

どんなに高品質なマットレスでも、使い方やお手入れ次第で寿命は大きく変わります。

NELLマットレスを長く快適に使うためには、日常的にできる工夫やメンテナンスが欠かせません。

ここでは、寿命を延ばすために実践したい具体的な方法を紹介します。

コツ①：定期的にマットレスをローテーションする

マットレスは毎日同じ部分に負荷がかかるため、放置すると特定の場所だけがへたりやすくなります。

そこで有効なのが、定期的にマットレスの上下や表裏を入れ替える「ローテーション」。

NELLマットレスは表裏がなく裏返して同じように使えます。

また、足元と頭を入れ替えるのも有効！頭は案外重たいので、時々足元と入れ替えましょう。

数か月ごとに行うことで、荷重が均等に分散され、長期間バランスの良い状態を保つことができます。

NELLマットレスは重さがシングルサイスで約22㎏と、重いのが難点。

1人ではローテーションが難しいケースもありますので、できれば2人で行うとスムーズです。

コツ②：ベッドフレームはすのこがベスト

マットレスを直置きすると湿気がこもりやすく、カビの原因になってしまいます。

ベッドフレームやすのこ状の床板を使うことで空気が循環しやすくなり、衛生的な状態を維持できます。

特に湿気の多い季節には、通気性を確保する工夫が寿命に直結します。

湿気の多い地域にお住まいの場合も同様。

下からの湿気を防ぎ、マットレスの内部環境を快適に保つことが長持ちの秘訣です。

コツ③：除湿シートや布団乾燥機を活用する

湿気対策には、除湿シートや布団乾燥機の利用が効果的です。

除湿シートを敷けば、寝ている間に出る汗や湿気を吸収してくれます。

マットレス内部への影響を軽減でき、ムレを防いでマットレスの寿命が延びるんです。

また布団乾燥機を定期的に使えば、湿気を飛ばすだけでなくダニ対策にも。

簡単に取り入れられる習慣なので、寿命を延ばすうえで欠かせない方法です。

コツ④：カバーやシーツをこまめに洗濯する

マットレス本体を守るためには、カバーやシーツをこまめに洗濯して清潔に保つことが重要です。

寝汗や皮脂がそのまま蓄積すると、汚れや臭いの原因になります。

また、マットレス内部のウレタンやコイルの劣化を早めることも。

定期的な洗濯と交換を習慣にすることで、マットレスを清潔に保ちつつ長く使うことができます。

衛生面を整えることは快適な睡眠にも直結するポイントです。

コツ⑤：重い物をマットレスの上に長時間置かない

マットレスの上に家具や荷物を置くと、コイルやウレタンに過度な負担がかかってしまいます。

その状態が続くと部分的にへたりや変形が進み、寿命を縮める原因にも。

使用していないときでも、ベッドの上に物を積み上げないよう注意することが大切です。

お子さんがぴょんぴょんマットレスの上でジャンプして遊ぶのも、できれば避けたいもの。

日常の小さな気遣いが、NELLマットレスの長持ちにつながるのです。

NELLマットレスと他の3種類のマットレスとの耐久性を比較

マットレスの寿命は素材や構造によって差があります。

マットレスの種類	寿命の目安
ポケットコイルマットレス	8〜12年
ボンネルコイルマットレス	7〜10年
低反発マットレス	3〜5年
高反発マットレス	6〜8年
ファイバーマットレス	6〜8年
ラテックスマットレス	6〜8年

NELLマットレスの耐久性は、他のタイプのマットレスと比較してどう違うのでしょう。

ここでは、スプリング・低反発・高反発といった代表的なマットレスと比べながら、その特徴を見ていきます。

比較①：他のスプリングマットレス

一般的なスプリングマットレスの平均寿命は5〜8年ほど。

コイルのへたりやきしみが早く出やすい製品もあります。

一方でNELLマットレスのポケットコイル構造は、荷重が分散されやすく部分的な劣化を防げます。

その結果、平均10年とより長い耐久性を期待できるのです。

スプリング系の中でも、NELLは上位の耐久性を備えているといえるでしょう。

比較②：低反発マットレス

低反発マットレスは柔らかい寝心地が特徴ですが、素材が劣化しやすいという弱点があります。

特に低密度のウレタンを使用している製品では、数年で沈み込みや変形が目立ち始めることも珍しくありません。

その点、NELLマットレスは高密度ウレタンを組み合わせているため、復元力が高くへたりにくいのが大きな違いです。

快適さを長期間維持できる点で、低反発マットレスよりも優れているといえるでしょう。

比較③：高反発マットレス

高反発マットレスはしっかりとしたサポート力を持ち、耐久性にも優れています。

平均寿命は６～８年ですが、中には30年寿命があるとしているものもあるほどです。

ただし、商品によっては硬さが強すぎて体に合わず、劣化以前に買い替えを検討する人も。

NELLマットレスはポケットコイルの支えと適度な反発力のバランスが特徴です。

耐久性そのものは高反発マットレスと同等レベルでありながら、万人向けの寝心地を維持できる点が強みといえるでしょう。

比較④：ファイバーマットレスとラテックスマットレス

通気性が非常に良いのが特徴の、ファイバーマットレスや天然ゴム製で体圧分散性にすぐれたラテックスマットレス。

ともに平均寿命は6～8年ほどとなっています。

特にファイバーマットレスは寿命が3年程度と短いものもあるようですね。

ラテックスマットレスは10年以上の寿命がある製品もありますが、重いのとラテックスアレルギーの人には使えないのが難点。

NELLマットレスは決して安い買い物ではありませんが、長い目で見るとコスパがよく、お得だと言えそうです。

NELLマットレスの寿命と買い替え時期の目安についてまとめ

NELLマットレスの寿命は10年以上あり、一般的なマットレスよりも長く快適に使えるのが大きな特徴です。

その理由は、ポケットコイル構造や高密度ウレタン、通気性に優れた設計など、耐久性を意識した素材選びと構造にあります。

ただし、使用する環境や体格によって寿命は前後するため、寝心地の変化やへたり、きしみ音、衛生面の劣化などのサインを見逃さないことが重要です。

正しい使い方とお手入れを習慣にすれば、寿命をさらに延ばすことも可能です。

NELLマットレスはコストパフォーマンスにも優れているため、長期的な睡眠環境の安定を求める人にとって理想的な選択肢といえるでしょう。