この記事では粉ミルクの作り方で時短できるポイントと時短方法の解説をしています。
毎日の育児の中でも、粉ミルクを調乳するのは結構大きな負担です。時間も手間もかかるし、一日何回も必要な作業ですよね。
ミルク作りで、こんな風に思ったことは、皆さんもあるのではないかな、と思います。
- もっと時短できれば赤ちゃん待たせないで済むのに
- 粉ミルクをこぼすと掃除が大変
- 夜中寝ぼけてミルク作ってたら、何杯入れたかわかんなくなっちゃった
- 冷ます時間が長いのをどうにかしたい
全部私の経験なんですが、共感してくださる方がきっとおられると思います。
これを解決できたら、ちょっとでも負担が軽くなるのにって思いますよね。
- 粉ミルクを作る時の時短ポイントは3つある
- 湯冷ましやミネラルウォーターを使うと冷ます時間が大幅に時短できる
この記事で解説している、粉ミルクづくりの時短方法は、先輩ママに教わったことや私の経験をもとにしています。
皆さんには少しでも育児の負担を減らしてほしくて、情報をシェアさせていただきますね。
基本の粉ミルクの作り方と時短ポイント3つ
粉ミルクの基本的な作り方は、どのメーカーも同じで、時短できるポイントは3つあります。
赤文字で書いたところが、私が経験から感じる、ミルク作りで時短できるポイントです。
- 手を洗い、消毒して乾かした哺乳瓶を使う
- 粉ミルクを計量し、哺乳瓶に入れる
- 一度沸騰させた後70℃以上で保温したお湯を哺乳瓶に入れる
- 粉ミルクとお湯を哺乳瓶を回すように振ってよく混ぜる
- 人肌程度(手首に垂らして熱くない程度)に冷ます
この3つのポイントで、どのような工夫をすると時短ができるのか、次で解説していきますね。
時短ポイントその1:粉ミルクの計量で時短する
赤ちゃんの飲む量に合わせて、何回分かミルクを計量しておくと時短になります。
国内のどのメーカーも、粉ミルク付属のスプーンはすりきり1杯=約2.6g=20mlのミルク、が適正量です。
毎回ミルクを缶を出して付属スプーンですりきり何杯・・というのが案外手間で時間もかかります。
あらかじめ小分けにしておけば、ミルクを作る時にいちいち計量する必要はありません。
ミルクづくりに慣れていない方も、計量してあれば後は哺乳瓶の目盛りまでお湯を入れるだけでできますね。

時短ポイントその2:70℃以上のお湯を保温して時短する
ミルクを作るたびにお湯を沸かし、70℃くらいまで冷ますのは時間がもったいない!ぜひとも時短したいポイントです。
前提として、粉ミルクは70℃以上のお湯で溶かすことが必要です。沸騰したての熱湯だと栄養素が損なわれることがあるそうなので、少し冷ましたものを使います。
粉ミルクにはE.Sakazakii(エンテロバクター・サカザキ)と呼ばれる細菌がいることがあり、70℃以上のお湯でミルクを作るとリスクが大幅に減るからです。
時短のためには、一度沸騰させたお湯を70℃に保温できるポットが市販されていますし、ウォーターサーバーを使うことも方法の一つ。
赤ちゃんが泣いているときにお湯を沸かして、冷まして、という時間は作らず、すぐに70℃以上のお湯で作れるように準備しておきましょう。

時短ポイントその3:冷ます時間を減らして時短する
リンク先:カラダノートウォーター
ミルクを作る時に、一番時間がかかるのが冷ます時間です。70℃前後のミルクを、人肌程度まで冷やすのはそこそこ時間がかかります。
よくある方法は次の2つ。
- 流水で流しながら冷やす
- 冷水をボウルに入れてその中で冷やす
- 冷えた湯冷ましを足す
どちらかと言えば、ボウルに冷水(氷を少し入れてもよい)を入れて、その中で冷ます方が早くミルクの温度が下がるようです。
また、冷えた湯冷ましを足す方法も良く使われます。外出先ではこの方法が一番早くて確実でしょう。
ウォーターサーバーを利用して、湯冷ましを作る手間を省くともっと時短になります。
ミルクの作り方、湯冷ましやミネラルウォーターで時短できる
冷えた湯冷ましやミネラルウォーターを上手に使うと、作ったミルクを冷ます時間を、大幅に減らすことができます。
ミルクを規定量の半分くらいの熱湯(70℃以上)で溶かし、残りを冷えた湯冷ましやミネラルウォーターを入れて温度を調節します。
湯冷ましとは、沸騰させたお湯を冷ましたもの。これを清潔な水筒などで保存しておいたものを言います。
ミルクを冷ます時間がほとんどゼロになりますし、外出先でもできる方法なので、実践しているママさんはとっても多いようです。
ミネラルウォーターの場合は、必ず軟水を選び、新しいものを開けて使いましょう。ママやパパの飲み残しはNGですよ。
赤ちゃんの調乳用の水、というのも市販されていますので、それでももちろんOKです。

湯冷ましやミネラルウォーターを使うメリット
湯冷ましやミネラルウォーターを使うメリットは、何と言っても「冷ます時間」が減らせることです。
- 70℃以上のお湯で溶かしたミルクも、湯冷ましやミネラルウォーターを足せばすぐに冷める
- 水筒や湯冷ましを保存するポット、ペットボトルがあれば十分
- 外出先でも使える方法で、公園でもミルクが作れる
ご自宅にある余っている水筒に湯冷ましと熱湯を入れておけば、外出先の公園でもショッピングモールでもすぐにミルクが作れます。
ミネラルウォーターは、コンビニで買えるものもありますので本当に手軽な方法でもあります。
リンク先:カラダノートウォーター
湯冷ましやミネラルウォーターを使うデメリット
湯冷ましやミネラルウォーターを使う方法にはデメリットもあります。
- 冷まし過ぎてしまうとミルクの温度を上げることが難しい
- 水を入れすぎてしまうと作り直しになることも
湯冷ましやミネラルウォーターを使う方法の一番のデメリットは、温度管理が難しいことです。
すこしづつ冷ます方法ではないため、足した水が冷たかったり外気温が低いと、思いのほかミルクの温度が下がることがあります。
ちょっと冷め過ぎたミルクを飲んだからと言って、赤ちゃんがすぐに健康を害することはないと思いますが、飲む量が減ったりすることはありますよ。
また、足す水の量が多くなりすぎた場合は、作り直さなければならないこともあります。
まとめ
- 基本の粉ミルクの作り方には、時短できるポイントが3つ
- 時短ポイント1:粉ミルクの計量を時短
- 時短ポイント2:70℃以上のお湯の保温を時短
- 時短ポイント3:冷ます時間を時短
- 湯冷ましやミネラルウォーターで冷ます時間を時短できる
- 湯冷ましやミネラルウォーターを使うデメリットもある
赤ちゃんの成長には欠かせないミルク。毎日何度も何度も調乳するのは、本当に大変な作業です。
時短できるところは時短し、抜ける手間は抜いて良し!その分心と体に余裕ができれば、それが一番なんです。
湯冷ましやミネラルウォーターで冷ます時間を減らして、少しでも育児を楽に、時短でできたらいいと思いますよ。
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