この記事では、コーヒー豆のスプーンは1杯で何グラム測れるか、ということや、メジャースプーンの代用品についてなどを解説しています。
コーヒー豆を測る、計量スプーン。コーヒーを淹れるドリッパーを買うとついてくることがありますし、単体で色々なものが売っています。
では、コーヒー豆の計量スプーン1杯は何グラム測れるのでしょう。大手通販サイトである、楽天にあるメジャースプーンについて調べてみました。
- 大手メーカーのコーヒー豆のスプーン1杯は、メリタ:8g、カリタ:10g、ハリオ:12g
- その他のメーカーのコーヒー豆スプーンは、1杯10gが多い
それでは、ひとつひとつみていくことにしましょう。
大手メーカーのコーヒー豆メジャースプーンで何g測れるか
コーヒー豆のメジャースプーン1杯で測れるグラム数は、メーカーによって違いがあります。
大手メーカーさんのコーヒーメジャースプーンで計量できるグラム数は、以下の通りです。
メーカー名 | グラム数 |
---|---|
メリタ | 8g |
カリタ | 10g |
ハリオ | 12g |
メジャースプーンに目盛りがついているものもあります。
ハリオ

三段になった形が特徴的な、ハリオのコーヒー豆スプーンは12g測ることができます。
我が家にハリオのコーヒーメジャースプーンがありますので、確認してみることにしました。

ドリッパーを買ったらついてきた、プラスチック製のものです。

すごくわかりにくいんですが、内側に目盛りが付いています。
下から8g、10g、12gとなっています。
コーヒー豆やコーヒー粉を計量する場合、すり切り1杯で測ることがほとんどだと思います。
ですから、ハリオのメジャースプーンは12g測れる、ということになります。

メリタ

円すい形が特徴の、メリタのコーヒー豆計量スプーン。こちらで測れるのは8gです。
楽天のメリタ公式ストアで扱っていたコーヒー豆メジャースプーンはこの1つだけでしたので、メリタのメジャースプーンは8g、と言っていいと思います。

カリタ

カリタの計量スプーンは10gと表記されているものがほとんどです。
安価なプラスチック製や陶器、高級感ある銅製などいろいろなものがありますが、一部を除いて「容量10g」の表記となっています。

その他のメーカーのコーヒー豆スプーンは1杯10gが多い

大手以外のメーカーさんのコーヒーメジャースプーンを調べてみると、10gが基本となって多少バラツキがある、という感じ。
楽天市場にあるコーヒーメジャースプーンから、いくつかピックアップしたものがこちらです。
- OXO(オクソー)ポップコンテナコーヒースクープ:30ml(10g相当)
- グローバルスタンダードプロダクツ ツバメ:すりきり8g、山盛り10g
- KINTO(キントー) コーヒーメジャースプーン:10g
- 珈琲考具 2CUPメジャー:8g+1g単位で増やせる2カップ目がついている
- KEYUKA(ケユカ)豆で測るコーヒーメジャースプーン:10g
おおむね10gを基準にして、多少前後している、という感じです。
では、10gが基準になっている理由を次に解説します。
コーヒー豆スプーンが10g測れるものが多い理由
コーヒーを淹れる時の1人分の豆の量の目安は10gと言われているため、市販のコーヒー計量スプーンは10g測れるものが多いんです。
1人分:150㏄のお湯に対してコーヒー豆10g
150㏄は喫茶店で飲むコーヒー1杯の量とほぼ同じです。コンビニのコーヒーSサイズも大体150㏄です。
そのため、コーヒー豆の計量スプーンは、10gを測れるものが多くなっているわけです。
コーヒー豆計量スプーンの代用品

コーヒー豆の計量スプーン以外のものでも、コーヒー豆10gを測ることができます。
- 料理用大さじ:すりきり2杯で10g
- カレースプーン:2杯で10g
- ペットボトルのキャップ:1杯半(あくまでも目安)
ティースプーンのような小さいものだと、4杯くらいになるそうですが、少々面倒なので、大さじを使うのが一番現実的だと思います。
アウトドアなどで、計量スプーンがない時などは、ペットボトルのキャップで代用できるのはありがたいですね!
ちなみに、インスタントコーヒーは2gが1人分の標準量となり、小さじ1杯分が相当します。
コーヒー豆10gの測り方

コーヒー1人分にちょうど良い、とされる10gを測るのに一番正確な方法は、実はデジタルスケールを使う方法です。
- コーヒーメジャースプーンを使う方法
- 大さじやカレースプーンで測る方法
この2つの方法だと、どうしても誤差が出てきてしまいます。
「同じように淹れているのに、毎回味が違う」という原因のひとつが、この誤差によるもの。
毎日同じようにコーヒーを淹れても、お湯の温度や蒸らし時間などが毎回微妙に違ってきますので、それが味の違いに影響してきます。
また、コーヒーの味の好みによって、10gよりも少ない方が好きという人もいれば、11g位がちょうどいい、という人もいます。
メジャースプーンだと、1g単位の調節はとっても難しいんですよね。
そこで、我が家ではデジタルスケールを使ってコーヒー豆を測るようにしています。
私が濃いめのコーヒーが好きなので、普段は11gか12g。夜など薄めにして飲みたい時は10gか9g、と微調整ができるのがいいな、と思っています。

コーヒー豆スプーンは何グラム測れるかまとめ
- 大手メーカー品の場合、コーヒー豆スプーン1杯が、ハリオ12g、メリタ8g、カリタ10gになる
- その他メーカーのコーヒーメジャースプーンは1杯10が多い
- 10g測れるコーヒー豆スプーンが多い理由は、1人分150㏄に10gのコーヒー豆が基準だから
- コーヒー豆計量スプーンの代用品として、大さじやカレースプーン、ペットボトルキャップも使える
- コーヒー豆10gの測り方で一番正確なのは、デジタルスケールを使う方法
自分好みのコーヒーを淹れるためには、まず基本となる10gで淹れてみて、そこから濃さを調節していくのが良いそうです。
コーヒー豆を測れるメジャースプーンは、形や素材がさまざまなものが市販されています。
お気に入りのコーヒー豆計量スプーンを見つけて、よりリラックスできるコーヒータイムを送ってくださいね!
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