この記事では買ってよかったと思える一人暮らしでの洗濯機の選び方と、買ってよかったとの口コミが多かったおすすめ洗濯機を3つご紹介しています。
一人暮らしを始めるにあたり、必要になる家電の一つが洗濯機。防犯面の安心や花粉の季節のことも考えると、乾燥機付きが安心です。
ではどうやって選ぶと、買ってよかったと思えるような選び方ができるのでしょうか?
- 一人暮らしだとどのくらいの容量が必要なの?
- 音がうるさいと近所迷惑って言われそう…
- 部屋の洗濯機置き場狭いんだけど、入るかな?
- 安い買い物じゃないから、口コミ評価を参考にしたい!
大型家電を選ぶのは、どうしても慎重にならざるを得ません。
この記事では、これらの疑問やお悩みを解決できるように、コンパクトでも一人暮らしに十分な容量の洗濯機の選び方と、おすすめ3機種を紹介しています。
それでは、詳しく見ていきましょう。
一人暮らしの洗濯機の大きさはどのくらい?
一人分の洗濯物の量の目安は1.5㎏と言われています。
1.5㎏がどのくらいかというと、下の絵にあるぐらいです。
- ワイシャツ1枚
- 長そでシャツ1枚
- 綿パンツ1枚
- トランクス1枚
- タオル2枚
- 靴下1足
- パジャマ上下
市販の全自動洗濯機で容量が少ないサイズだと、4.5㎏前後になりますので、毎日洗濯する人であれば、4.5㎏サイズを選ぶ人もおられます。
ただし、毛布やシーツなど大物洗いができなかったり、できても何度も洗濯機を回すことになります。
また乾燥機能がついてないので、乾燥機能付き洗濯機が必要ならばある程度容量の大きいものを考える必要があります。
縦型洗濯機の乾燥機能はおすすめしない
縦型洗濯機でも「部屋干し」や「乾燥」の機能がついている、という洗濯機はたくさんありますが、個人的にはおすすめしません。
理由は、乾かないからです。
我が家の縦型洗濯機にも「部屋干し」機能がついており、これは便利かも!と飛びついたのですが、時間がかかるのに、全く洗濯物が乾いてくれませんでした。
びしょ濡れ状態からはマシになるかな、程度です。
完全にカラッと洗濯物を乾かせるという機能は期待できないと思いますので、この記事でもご紹介はしていません。
買ってよかったと思える洗濯乾燥機の選び方
1人暮らしで洗濯乾燥機を選ぶ時は、次のポイントをおさえておく必要があります。
ポイント1:防水パンのサイズと搬入経路を確認しよう!
一般的な防水パンの規格で一番小さいサイズは、幅640mm×奥行640mmの正方形です。
洗濯機を選ぶ際は、必ずこのサイズに収まるか確認しましょう。
また、搬入経路が非常に狭い場合や、エレベーターが狭い場合は搬入できないこともあります。
搬入経路の幅の目安としては、本体プラス10㎝の幅があればなんとかなるようです。
ポイント2:静音性
一人暮らしだと、夜間に洗濯することが多い方もいるでしょう。また、アパートなど壁が薄い部屋に住んでいる場合は、洗濯機の音が気になることがあります。
静音設計の洗濯機を選ぶことで、周りの人に迷惑をかけることなく、快適に洗濯できます。
洗濯乾燥機は、どうしても脱水時と乾燥時は音が大きくなります。夜間に洗濯と乾燥をする場合には、洗濯機の音の大きさも選ぶ基準になりそうです。
ポイント3:口コミ評価
商品の性能だけでなく、実際に使っている人の口コミも参考にすると、より自分に合った洗濯機を選ぶことができます。
この記事では洗濯機を実際に使用している人の口コミもご紹介しています。
PANASONIC キューブル Cuble NA-VG780R-H
洗濯・脱水容量:7.0㎏ 乾燥容量:3.5㎏ 運転音:洗濯時32db 脱水時42db 乾燥時46db
本体寸法:幅639㎜×高さ1050㎜×奥行600㎜(給排水ホース含む)
画像は右開きのものですが、左開きのものもあり、型番が「NA-VG780L-H」となります。
ネットでの口コミ評価は、以下のようになっていました。
- 乾燥に思いのほか時間がかかる
- ヒーター式乾燥なので電気代がかかりそう
- フィルター掃除が毎回必要
フィルター掃除が必要なのは、実はドラム式洗濯機全般に言えることです。
乾燥機能を使ったあと、フィルターのホコリを掃除しないと洗濯機の故障につながることがあるんです。
では、買ってよかったという良い口コミをご紹介します。
- 容量がちょうどいい。大き過ぎず少な過ぎない
- 毛布やシーツが家で洗える
- 洗濯ものの出し入れにかがまなくて良い
- 温水洗浄機能でガンコ汚れも落ちる
- つけ置き洗いやおしゃれ着洗いなどメニューが豊富なので衣類に合わせて洗濯できる
- 備え付けの防水パンに収まるサイズでドラム式が買えると思わなかった
洗濯容量が7㎏ありますから、洗濯は数日に1回でも大丈夫。単純計算で4日分の洗濯物をいっぺんに洗えます。
また、シーツやカーテンなどの大物を自分で洗濯するなら、余裕を持った容量の方がいいですね。
AQUA まっ直ぐドラム AQW-D8R-L/R
洗濯・脱水容量:8.0㎏ 乾燥容量:4㎏ 運転音:洗濯時36db 脱水時42db 乾燥時36db
本体寸法:幅595㎜×高さ943㎜×奥行616㎜(給排水ホース含む)
2024年11月に発売された新しいモデルです。口コミ評価がまだ集まっていないので、同じシリーズのAQW-DM10R(洗濯容量10kg乾燥5㎏)の口コミを紹介します。
- 厚手の衣類がやや乾きが悪い
AQW-DM10Rはヒートポンプ式乾燥ですが、AQW-D8Rはヒーター式のため、乾燥性能が違ってくる可能性があります。
買ってよかった、という良い口コミは次のようになっていました。AQW-D8Rにも共通して言える機能について、口コミをピックアップしてご紹介します。
- 洗浄力が高い。泥汚れや口紅もキレイに落ちる
- 備え付けの防水パンに収まるサイズだった
- 本体のお手入れの手間が少ない。時々糸くずフィルターを掃除するだけ
- 窓パッキンを自動で洗ってくれるのは本当に助かる
縦型洗濯機と同程度のスペースに収まるコンパクトさと、脱水・乾燥時の音がかなり抑えられており、夜間洗濯をしたい人にも安心して使えそうです。
乾燥時に湿気や熱い空気が排気されない設計になっていること、ドアパッキンの自動お掃除機能など、ドラム式洗濯機の「ちょっと困る」を解決する機能が付いています。
シャープ SHARP ES-S7H
洗濯・脱水容量:7.0㎏ 乾燥容量:3.5㎏ 運転音:洗濯時24db 脱水時39db 乾燥時36db
本体寸法:幅640㎜×高さ1039㎜×奥行600㎜(給排水ホース含む)
本体寸法の幅640㎜ですが、ボディ幅は598㎜で「内寸奥行540㎜以上の防水パンに設置可能」と記載があります。
右開き/左開きで型番が異なり、右開きがES-S7H-WR 左開きがES-S7H-WLです。
- 乾燥機能が弱い気がする。カラッと乾いていないと感じることがある
- お手入れする部品が4つあってちょっと面倒
- ひどい汚れが落ちにくい
お手入れの手間が少々かかるのが面倒という声がありますが、「洗濯ものを干して取り込むことを考えると問題にならない」という意見も。
乾燥機能が物足りないという口コミは複数ありましたが、「念入り」モードを使うと解決する、というレビューがあったので参考にできると思います。
汚れ落としが物足りないという声がありますが、「日常の汚れ程度は全く問題ない」という声もありました。
元気なお子さんの泥汚れがひどいとか、職業柄どうしても汚れる、という場合には洗浄力が物足りなく感じるかもしれません。
- 洗濯槽の位置が高く、洗濯ものの出し入れがラク。
- 操作がシンプルでわかりやすい
- 音が静かで気にならない
- 価格が安いのが魅力だった
同じ程度の容量の洗濯乾燥機の中ではリーズナブルなため、初めてのドラム式洗濯乾燥機として購入されることも多いようです。
おしゃれ着コースや時短コースなど、お洗濯の都合に合わせたコースを選べるのもメリットです。
また、洗濯のたびに洗濯槽を自動でお掃除してくれるので、本体内部の黒カビの発生を抑えてくれます。
まとめ
- 1人暮らしの1日の洗濯物の量は1.5㎏が目安だが、洗濯乾燥機の容量は大物洗いを考えて7~8kg程度がよい
- 縦型洗濯機の乾燥機能について、この記事の筆者はおすすめしない
- 買ってよかったと思える洗濯機の選び方のポイントは3つ
- 防水パンに収まるか確認が必要
- 搬入経路は洗濯機本体幅+10センチは必要
- 一人暮らしで夜間に洗濯するなら静音設計が良い
- 口コミ評価も参考に選ぼう
- 1買ってよかったと口コミ評価が多かった一人暮らしにピッタリの洗濯乾燥機3つ紹介
一人暮らしは家事のなにもかもを自分一人でする必要がありますよね。学校や仕事で疲れますから、家事のストレスは少しでも減らしたいものです。
1人暮らしでもコンパクトサイズの洗濯乾燥機を使うと、洗濯~乾燥まで洗濯機にお任せできて本当に楽です!
この記事が皆さまの洗濯乾燥機選びの参考になれば幸いです。
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