この記事では、愛犬とお散歩のときにリードが手から抜けない方法についての解説と、おすすめのリードストラップを紹介しています。
楽しくお散歩していて、リードがすっぽ抜けそうになってヒヤッとしたことはありませんか?
急にワンちゃんが走り出したりすると、引っ張られて手からリードが離れてしまうことってありますよね。
手首にリードを固定できたら、そんな心配はなくなりますよね。
どのような原因でリードが手から抜けてしまうのか、防ぐ方法やグッズについて、解説していきましょう。
手首にリードを固定しないと危険!
愛犬とお散歩するとき、手首にリードを固定しておけたら安心ですよね。
実は私、愛犬とのお散歩中に滑って転んだことがあるんですが、その時リードが手からすっぽ抜けてしまったんです。
幸い、愛犬はキョトンとした顔でその場に立っていたので、迷子にさせることにはなりませんでした。
ですが、一歩間違ったら大変なことになっていたはず。
それ以来、リードは必ず手首に固定するようにしました。
リードがすっぽ抜ける3つの理由
リードが手から抜ける主な原因として、以下の3つが挙げられます。
- 手から抜けやすい持ち方をしている
- リードが滑りやすい素材でできている
- 急に愛犬が引っ張ることで抜けてしまう
手から抜けやすい持ち方をしている
リードを手のひらで握るだけだったり、軽くつまむような持ち方をしている場合には、ふとしたことでリードがすっぽ抜けてしまいます。
伸縮リードを使っている場合も、持ち手を握っているだけだと、急な事態で手から離れてしまうことがあります。
リードが滑りやすい素材でできている
リードが滑りやすいと、握っただけの場合は簡単に手から抜けて行ってしまいます。排泄物の処理の時にスルっと・・という事故も考えられます。
また、劣化が進んだリードが切れたり、金具が外れたりする事故も起こっています。
リードを噛んでしまうワンちゃんがいるご家庭では、特に普段からリードのチェックを心がけましょう。
急に愛犬が引っ張ることで抜けてしまう
散歩中に他のワンちゃんに出会って興奮したり、何かに驚いてパニックになったりすると、急にすごい力で引っ張られることがありますよね。
小型犬でも、本気の力で引っ張られると、簡単にリードがすっぽ抜けてしまいます。
伸縮リードの場合、持ち手を手放してしまうことも良くあります。
リードがすっぽ抜けると起こる事故とは
リードが手から離れてしまうことで起こる事故は、毎年後を絶ちません。
- どこかに行ってしまい、迷子になって見つからない
- 交通事故での死亡例は毎年たくさんある
- ほかの人やワンちゃんにケガをさせてしまったり、ケガをさせられたりする事故もある
迷子になってしまうワンちゃんは、毎年本当にたくさんいます。散歩途中にリードや首輪が外れてそのままどこかへ・・ということは本当に多いんです。
見つからないことも少なくありません。見つかったとしてもボロボロの状態だったりします。
交通事故にあってしまう可能性もとっても高くなります。
ほかのワンちゃんや飼い主さんを噛んでしまったりしたら、殺処分さえ考えられるのです。
リードは絶対に離さないようにする対策が、いかに大切かわかりますね。
リードが手首から抜けないための対策
リードが手から抜けないようにする対策は、次の3つが考えられます。
- 正しいリードの持ち方をマスターする
- 手首にリードを固定する補助ベルトを使う
- 肩掛けタイプのリードを使う
正しいリードの持ち方をマスターする
リードの輪っか部分を手に通して使っている方は多いと思います。でも、これって案外すっぽ抜けるんですよね。
私が転んだ時も、見事に抜けてしまいました。手首に輪っかを通すだけでは予防としては不十分です。
トレーナーさんが教えてくださる持ち方は、輪っかを親指にひっかけ、リードを手にぐるっと一周させる方法です。
ワンちゃんが急に引っ張った時に、手のひらに巻いた分が締まってくれるのと、親指にかけた部分がブレーキになってすっぽ抜けが減ります。
手首にリードを固定するリードストラップを使う
リードにプラスして、手首に固定できるリードストラップを使うことはすっぽ抜けに有効です。
特に、伸縮リードを使っている飼い主さんは、必須と言っていいでしょう。
リードの輪っかの部分を絞って手首にぴったりフィットさせることができるものもありますので、そういうリードを選ぶのも方法です。
肩掛けタイプのリードを使う
いっそ、リードを手に持たずに飼い主の体に固定してしまう、というのも解決策の一つです。
ハンズフリータイプのリードなら両手が自由に使えるようになります。
飼い主の体にリードを繋げてしまえば、抜けてしまう心配はなくなりますね。
手首に固定できるリードストラップを使おう
伸縮リードを使っている飼い主さんは特に、手首に巻けるリードストラップは必ず必要です!
ワンちゃんの排泄物の処理の時などに手を使う際も、手首に繋げておければ安心です。
普通のリードを使っている飼い主さんも、補助的にリードストラップを使うと安全性が増しますよ。
特にお子さんがワンちゃんのお散歩に行くときは、必ずつけさせるようにしましょう。
リードストラップを使うメリットとデメリット
リードストラップを使う場合に考えられる、メリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
・リードが落下することがなくなる ・両手を使いたい場面でリードが手から離れても大丈夫 ・急に引っ張られてリードを離してしまっても大丈夫 ・飼い主が安心感を持つと愛犬もリラックスできる ・リードを通じた合図を愛犬に出しやすくなる ・握力が必要ないので長時間の散歩でも手が疲れない | ・散歩のたびに装着する手間がかかる ・リードの他に別途購入の必要がある ・複数のワンちゃんを散歩させるときは工夫が必要 |
複数のワンちゃんを一緒に散歩させる場合には、それぞれにリードストラップをつけたり、多頭引きできるリードを使うなど、手間やコストがかかります。
メリットとしては、リードが落下しないという安心と安全が一番です。
飼い主が安心してリラックスしてお散歩していると、愛犬にもちゃんとそれが伝わって、愛犬もリラックスして楽しくお散歩できますよ!
手首からのすっぽ抜け防止ができるリードストラップ紹介!
おすすめのリードやリードストラップを3つご紹介します。
カラバリ豊富な人気のリードストラップ
ほぼすべての伸縮リードに取り付け可能な、リードストラップです。
もちろん、普通のリードに補助ストラップとして取り付けてもOK!
カラーバリエーションが豊富で、リードや首輪の色に合わせてコーディネートできます。
手首部分にバックルがついていて、ちょっとここで待っててほしいな・・というときに係留できるのがポイントです。
手首を痛めないクッションつきで、急に引っ張られても痛くなりにくい仕様です。
カワイイお花モチーフのパラコード製
パラコードを編んだ、可愛いお花モチーフのリードストラップです。
リードにつける部分は二重リングを使っているため、どんなリードでも取り付け可能です。
丈夫なパラコードで作ってあるのでちょっとやそっとじゃ壊れない頑丈さもポイントです。
ショップにはデザインやカラーが豊富にありますので、チェックしてみてくださいね
多頭引きにも使える多機能リード
ワンちゃんの安全のために、ショルダーリードを選ぶ飼い主さんが増えてきています。
肩掛けにしたり腰に巻いたり、手持ちリードとしても使えるので、場面に合わせた使い方ができます。
愛犬のカワイイ瞬間をスマホに残したい!というときも、両手があけばスムーズに安全に撮影できます!
ダブルフックがついていて、もう1本リードをつけることができるので多頭飼いの方にもおすすめです。
リード部分に伸縮性があるので、急にワンちゃんが走り出してもいきなりガン!と引っ張られないで済むのもポイントです。
手首から親指にはめてがっちりサポートしてくれる
こちらもリードと一体化したタイプです。
飼い主側が輪っかではなく手首から親指にサポーターのように巻き付けて使うので、すっぽ抜ける心配はありません。
手の指の自由はそのままですので、排泄物の始末やオヤツを食べさせる時にも困りません。
リード本体には伸縮性があり、急に愛犬が引っ張っても、ダメージを抑えてくれますよ。
まとめ
- リードを手首に固定することは、愛犬の安全を守るために大切
- 手からリードがすっぽ抜けることによる事故を防ごう
- リードを正しく持つことや、リードストラップを使う、ショルダーリードを使うことですっぽ抜けが防げる
愛犬とのお散歩の時間は、愛犬の健康のためだけではなく、癒しやリラックスの時間でもあります。
飼い主と愛犬の絆を結ぶリードが、手首から抜けたりしないように、リードを正しく持つことやグッズを活用することが大切ですね。
飼い主が安心してお散歩していると、愛犬にも気持ちが伝わって、お散歩がもっと大好きにあんりますよ!
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