この記事ではダイソンの電気ストーブホットアンドクールの電気代を、「hot+cool (HP07)」「hot+cool Gen1(HP10)」「hot+cool HP2 De-NOx(HP12)」3タイプについて計算した結果をご紹介しています。
デザインの良さと、優秀な空気清浄機としておなじみのダイソン。電気ストーブ機能があるhot+coolですが、電気代が高いという声をよく聞きます。
そこで、スタンダードモデルのHP07、シンプルモデルのHP10、最上位機種のHP12のそれぞれの電気代について調べてみました。
それぞれの機種を、最大消費電力で1時間その後最小消費電力で7時間で、30日間使った場合の計算結果がこちらです。
涼風モードで少しだけ電気代の差が出ましたが、温風モードではどの機種も電気代は同じ、という結果でした。
人気のスタンダードモデル hot+cool (HP07)
2021年に発売された、スタンダードモデルです。2024年発売の「HP10」との違いは次の2つです。
- アプリ連携ができ、どこにいても自宅の空気をモニターして本体を操作できる
- 直接風に当たらずに空気清浄機として使用できるディフューズモード搭載
ペットがいるなど、常に室内の空気をキレイに保ち、状態を確認できるようにしたい場合は、アプリ連携はとても便利だと思います。
気になる電気代ですが、特に温風を連続使用すると結構な金額になります。
消費電力 | 1時間の電気代 | 1日の電気代 | 1か月の電気代 |
---|---|---|---|
1400W | 43.4円 | 347.2円 | 10,416円 |
40W | 1.24円 | 9.92円 | 297.6円 |
本体で室温設定ができますので、お好みの室温を設定しておけばその温度になった時点で運転が止まります。
ですから、8時間ずっと温風が出る状態でなければ、実際の電気代も抑えることができますよ。
価格を抑えたシンプルモデル hot+cool Gen1(HP10)
2024年に発売された、アプリ連携機能などを外したシンプルな機能のモデルです。
空気清浄機能や温風・涼風のパワーは従来型のHP07とほぼ変わりません。アプリ連携機能がなくなった分、本体価格が2万円ほど抑えられているのが嬉しいところです。
もちろん、設定温度になったら運転を停止する省エネ機能付きです。
消費電力 | 1時間の電気代 | 1日の電気代 | 1か月の電気代 |
---|---|---|---|
1400W | 43.4円 | 347.2円 | 10,416円 |
50W | 1.55円 | 12.4円 | 372円 |
高機能最上位モデル hot+cool HP2 De-NOx(HP12)
HP07やHP10との最大の違いは、空気清浄フィルターが強力になったことです。
ホルムアルデヒドを分解する酸化分解触媒フィルターに加え、活性炭フィルターの1.5倍の二酸化窒素(NO2)を除去するK‐カーボンフィルターを使用。
病気の方がいる・ペットがいるなどのご家庭で、徹底してキレイな空気を保ちたい方に安心です。
従来型と同様、フィルターは数年に1度の交換だけで、普段のお手入れが必要ないのもありがたい点です。
アプリ連携機能があるので、外出先から室内の空気の状態をコントロールできます。
温風や涼風使用時の消費電力は従来品と同じなので、電気代が以前のものより高くなる、ということもありません。
設定温度になったら運転停止してくれるので、実際の電気代はもう少し安くなる可能性があります。
消費電力 | 1時間の電気代 | 1日の電気代 | 1か月の電気代 |
---|---|---|---|
1400W | 43.4円 | 347.2円 | 10,416円 |
40W | 1.24円 | 9.92円 | 297.6円 |
ダイソン電気ストーブ電気代まとめ
- 「HP07」「HP10」「HP12」の3機種の電気代は温風モードの場合同じで大体月1万円ちょっと
- HP10はHP07からアプリ連携などの機能を外した分本体価格が2万円安い
- HP12は徹底した空気清浄機能を持つフィルターを使用した最上位モデル
電気代がかかる、と言われるダイソンのhot+coolシリーズ。確かに消費電力が1,400Wと大きく温風モードが1つしかないので、連続使用を続けると電気代が高くなります。
室温設定を上手に使う、エアコンと併用してサーキュレーターとして使う時間を増やすなどで、トータルの電気代を抑えられるでしょう。
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