本記事では、据え置き型、突っ張り型、窓枠固定型のスリムなキャットタワーの特徴と,選び方のポイントを詳しく解説します。
キャットタワーって場所取るわよねぇ。掃除も大変だし。
スリムな省スペースタイプのキャットタワーなら、設置場所が狭くても大丈夫です。
省スペースタイプのキャットタワーは、主に3つの設置タイプがあります。
- 据え置き型‥‥床に置くタイプ。価格やデザイン、素材、大きさがいろいろある
- 突っ張り型‥‥天井と床に突っ張って固定するタイプ。場所を取らず猫の上下運動が十分にできる
- 窓枠固定型‥‥窓枠にネジで取り付けるタイプ。デッドスペースが有効活用でき、掃除が楽でどんなタイプの猫にも使ってもらえる。日向ぼっこが好きな子には特におすすめ。
それぞれにメリットやデメリットがありますので、詳しく解説していきます。
猫の健康と飼い主さんの暮らしにもフィットするキャットタワーの選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
スリムなキャットタワーの3つのタイプ
部屋のスペースを取らない、省スペース型のキャットタワーには、次の3つのタイプがあります。
設置スペースをどこにするか、猫ちゃんの年齢や大きさなどを考慮して、どのタイプがいいか選びましょう。
据え置き型
デザインや機能のバリエーションが多く、価格もリーズナブルなものから高級品まで選べるのが据え置き型です。
ダンボール製のものや、スロープを付けて子猫やシニア猫でも安全に使えるものもあります。
比較的高さがないので、一番上の部分の掃除が楽なのもメリットです。
デメリットとして考えられるのは、強度があるものは重量もある、という傾向にある点。
持ち運びしやすいものは安定性に欠けてしまうこともあるようです。
また、高いところが好きな猫にとっては、物足りないかもしれません。
突っ張り型
天井と床に挟むように設置するタイプです。高さを確保できるので、高いところが好きという猫の本能を満たせます。
縦にスペースを使う分、幅を取らないものが選べるのもポイント。あまりスペースがないお部屋でも設置できます。
しっかり突っ張れば地震のときも安心です。
デメリットは、上の部分の掃除がしにくいことや、突っ張り部分が緩んでくると危険である、という点です。
窓枠固定型
製品としては少数派ですが、窓枠に取り付けて使うタイプのキャットタワーもあります。
窓から外を眺めたり、日向ぼっこをするのが大好きな猫の欲求を満たしてくれますし、高さも確保できますので高いところが好きな猫ちゃんも満足してくれるでしょう。
床に固定したり、置いたりする必要がないので設置スペースも少なくて済みます。
デメリットは、窓枠に固定するタイプになるので賃貸住宅では設置できない点です。
また、木製ではないなど、金具を取り付けできないタイプの窓枠には使用できません。
省スペースのキャットタワー選びのポイント
キャットタワーを選ぶ時には、設置場所やスペースなど飼い主側の事情と、猫の本能や欲求の両方の面を満たすものがいいですよね。
猫の好みや性格はかなり個体差がありますが、一般的に言われているのは次のような点です。
- 高いところが好き
- 登ったり降りたりする運動が好き
- 狭いところに隠れるのが好き
- 窓から外を眺めるのが好き
- 日向ぼっこが好き
- 飼い主の近くにいるのが好き
- 暖かい場所が好き
省スペースタイプのキャットタワーでも、猫の上下運動が十分できればよく、また飼い主がいつもいる部屋の窓辺に近いところに設置できれば最高!ということになります。
キャットタワーに猫が落ち着ける場所、ハンモックやアクリルボウル、隠れ家になるボックスなどをつけてあげれば喜んでもらえそうです。
安全性の確保
キャットタワー選びにおいて、もっとも大事なのは猫が安心・安全に遊べることです。
ジャンプして飛び乗ったりしてもビクともせず、地震が起きても倒れてこない頑丈さが必要です。
また、猫ちゃんがなめたりかじったりしても害がない素材でできているものを選ぶことも大切ですね。
猫の行動を考えたレイアウト
猫が高いところや窓辺が大好きなのは、周囲を見回して状況を把握したい、という本能的な理由です。
狭い場所や隅っこが好きなのも、安全な場所で過ごしたいから。
特に多頭飼いの場合には、それぞれの猫ちゃんがくつろげる場所があると、安心してもらえますね。
清潔に使えるもの
猫の毛やホコリなどを掃除して常に清潔に保てるかどうかもポイントになります。
一番上の段には、取り外しができるクッションや、洗えるカバーを使って清潔さを保つようにするとよいでしょう。
また丈夫なアクリル板などは簡単に拭き掃除ができるのでおすすめです。
おしゃれなもの
木製のシンプルなデザインのキャットタワーはインテリアの邪魔にならず、高さがあっても圧迫感を感じないことで人気がありますね。
スリムで部屋に馴染む色味のものを選ぶと、圧迫感を減らすことができます。
反対に、おしゃれなデザインでインテリアのポイントになるようなタイプのものを選ぶ、という人もいます。
据え置きタイプのキャットタワーがおすすめの人
省スペースタイプのキャットタワーでも、据え置きタイプがおすすめなのは次のような人です。
反対に、据え置き型をおすすめしない人は次のような人です。
突っ張りタイプのキャットタワーがおすすめの人
スリムで高さのある突っ張りタイプのキャットタワーがおすすめなのは、次のような人です。
突っ張りタイプをおすすめしない人は、次のような人です。
窓枠固定タイプのキャットタワーがおすすめの人
窓枠に固定するタイプのキャットタワーがおすすめなのは、次のような人です
窓枠に固定するタイプをおすすめしない人は、次のような人です。
まとめ
キャットタワーの据え置き型、突っ張り型、窓枠固定型の3つのタイプについて解説しました。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、お部屋の様子や猫の好みでじっくり選びましょう。
猫の体重や安全性、行動を考慮してキャットタワーを選べば、子猫からシニア期まで長く活用できるはずです。
猫の健康と飼い主さんの暮らしにもフィットするタワーを見つけて、愛猫の生活をより豊かにしてあげてくださいね。
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