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ポータブル電源500wで使える家電はどれ?スマホの充電や小型家電ならOK!

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アウトドアや災害対策に役立つグッズの一つがポータブル電源。500w程度のものなら、家庭にある小型家電は大体使用OKです!

  • 500wってどのくらいなのかピンとこない。
  • スマホの充電はできる?ノートPCは?
  • 電気ストーブは使える?

w(ワット)とかwh(ワットアワー)とか、理科で習ったような気はしますが、実際どういうものなのかよくわからないですよね。

500wのポータブル電源は数万~十数万円しますから、購入には慎重になるのも当然です。

  • 500wのポータブル電源で使える家電かどうかは、取扱説明書か家電に貼ってあるシールを見るとわかる!
  • 消費電力、または定格消費電力が500w以下ならOK!

この記事では、一般的な家庭にある電化製品の消費電力の目安とともに、500wのポータブル電源で使えるかどうかを見るポイントも解説します。

また、現在人気のあるポータブル電源メーカーについて調べたものを、3つ紹介しますので参考になさってください!

ポータブル電源500wで使える家電はどれ?

ポータブル電源500wで使える家電は、小型家電や照明器具ならほとんどのものがOKです。

取り扱い説明書や、家電製品に貼ってあるシールに書いてある消費電力が、500w以下であれば使える、と考えて大丈夫。

家電製品の消費電力の表示簡単な見方

500wのポータブル電源で使えるかどうかは、消費電力や定格消費電力の数字で判断できます。

消費電力、消費電力量、定格消費電力、などいろいろな表示があってわかりにくい!と思いますので、それぞれの言葉の意味をざっくり簡単に解説します。

消費電力(w・㎾):実際に家電を使っているときに使う電力。1㎾=1000wです。

消費電力量(wh・kwh):消費電力に時間をかけたもの。消費電力100wの家電を3時間使ったら300whとなります。

定格消費電力(w・㎾):その家電は100%フルパワーで動く場合の消費電力。

消費電力と定格消費電力は、両方書いてあることもありますが、片方だけ書いてある家電もたくさんあります。

消費電力や定格消費電力が500wより少ない数字であれば、500wのポータブル電源で使える、というわけです。

ちなみに、消費電力量は、電気代を計算するときに重要になる値です。

エアコンなどで消費電力×時間が表示の消費電力量と計算が合わないことがありますが、これは消費電力が常に一定ではないからです。

家電製品の消費電力の目安は?

では、家庭で使われる家電製品について、一般的な消費電力の目安を表にまとめてみました。

あくまで目安であり、実際の消費電力は機種や地用状況によって異なります。

家電製品消費電力の目安(W)
LED電球 (60W相当)7〜10
ノートパソコン50〜120
冷蔵庫 (小型)100〜150
電子レンジ500〜1500
電気ポット700~1000
炊飯器350〜1200
扇風機30〜60
エアコン (冷房/暖房)500〜2000
スマートフォン充電器20~30
洗濯機 (全自動)300〜1000
掃除機500〜1200
ドライヤー600~1200
電動アシスト自転車(充電時)60~80
ラジオ5〜10
電気毛布50~90
電気ストーブ(ハロゲンヒーター)500~1000
家電製品の消費電力目安

少々乱暴な言い方になりますが、「温める」「冷やす」「モーターで動く」ような家電の消費電力は大きい、と言えます。

また、充電して使う家電については、充電時の消費電力をカタログなどで確認しておくことが重要です。

照明器具と小型家電は使えるものが多い

500wのポータブル電源は、照明器具や小型の家電の多くで使うことができます。

たとえば、LEDライトは消費電力が低く、長時間使うことができます。1つのLEDライト(10W)なら、50時間も点灯可能です。

また、小型の扇風機(30W)を使う場合、約16時間動かせる計算になります。

アウトドアシーンだけではなく、は災害時にも夜間の明かりや暑い日の換気に重宝します。

充電器と通信機器も500wのポータブル電源で使える

スマートフォンやタブレットの充電器も500Wの電源で十分に動かせます。

スマートフォンの充電に必要な電力は約20~30W程度なので、ポータブル電源1回の充電で約15回分をまかなえます。

また、ノートパソコン(50W)の場合でも、約10時間使用できますので、災害時でも通信手段を確保しやすく、ネットが繋がっていれば情報収集や連絡手段を確保できます。

500wポータブル電源では使えない家電製品

キッチンにある冷蔵庫やエアコンなどの大きい家電や、ハロゲンヒーターやドライヤーなどは500wのポータブル電源では十分には動かないでしょう。

また、小型家電を複数同時に使う場合も、消費電力の合計が500wを超える場合は電力が足りなくなります。

ポータブル電源は日常でも災害時でも役に立つ

ポータブル電源は、日常生活ではアウトドアでの使用や、家の中で電源が取れない場所での使用ができます。

災害時の非常電源にはもちろん十分使えます。充電できな状況が考えられるので、ソーラーパネルで充電ができるものなら安心でしょう。

日常生活やアウトドアで使える

たとえば、庭で作業をする際、電源が必要な工具を使うことができます。

500Wの電源であれば、小型の電動ドリル(300W)を使っても、約1.5時間動かせます。屋外でのちょっとしたDIY作業も簡単に行えます。

アウトドアであれば、ライトはもちろん、携帯の充電やポータブル冷蔵庫の使用などで活躍するでしょう。

たとえば、小型の冷蔵庫(100W)であれば、約5時間程度動かすことが可能です。

災害時の非常用電源として頼もしい

災害が発生し、停電したときには、500Wのポータブル電源が非常に役立ちます。

冷蔵庫の中身を守るために、冷蔵庫の電源を一時的に確保することができます。この間に、必要な食品を取り出したり、保存方法を考えたりする時間が確保できます。

携帯やパソコンの充電ができれば、ライトとしても使えますし、ネットや電話の回線が繋がれば、安否を知らせたり情報収集もできるようになります。

仮設電源車などが自治体で出ることもありますが、携帯の充電は長蛇の列になりますよ。

ポータブル電源のおすすめは?人気メーカーを紹介

画像引用元:楽天

ポータブル電源は安い買い物ではありません。数万~10数万円のものになりますから、慎重に選びたいものです。

そこで、日本国内でのシェアが多く、ネット上でのショップレビューの数も多い3社について、紹介したいと思います!

Jackery(ジャクリ)

画像引用元:楽天

2012年にアメリカで誕生した、ポータブルバッテリーとソーラーパネルの専門メーカーです。

300wのコンパクトなものから2000w以上の大容量タイプまで、様々な容量から選ぶことができ、ソーラーパネルは全ての同社製品に使用できます。

最大5年保証と手厚いサポートがあるのも選ばれる理由になっているようです。

Jackery Japan(ジャクリジャパン)の楽天公式ショップはこちらから

Jackery楽天市場店の1万件以上あるショップへのレビューはこちらから

EcoFlow(エコフロー)

画像引用元:楽天

中国のシリコンバレーと言われる深圳(シンセン)発の、ポータブル電源とソーラーパネルのメーカーです。

2017年設立の若い会社ですが、近年ユーザー数が急激に増えているそうです。

特徴的なのは、「X-Boost」と呼ばれる機能です。これはポータブル電源の出力を超えた消費電力の大きな家電を使用するための機能です。

例えば、最大800wの出力のポータブル電源では、定格消費電力1000wの電気製品は使えません。

しかし、「X-Boost」機能を使うと、電気製品側の消費電力を下げてポータブル電源で使うことができるようになります

消費電力を下げられた電気製品の威力は当然落ちますが、「使えない」はずだったものがとりあえずでも「使える」ことは大きなメリットと言えますね。

EcoFlow(エコフロー)の公式楽天市場店はこちらから

EcoFlow(エコフロー)の公式楽天市場店 1万件以上あるショップレビューはこちらから

Anker(アンカー)

画像引用元:楽天

中国深圳に本社を置く、モバイルバッテリーや充電器などを扱うメーカーです。

Googleのエンジニア数名で2011年に設立され、スマートフォンやPC周辺機器から掃除機まで5ブランドで構成されています。

最大5年保証を付けることができ、サポートは無制限で対応してくれます。

製品はコンパクトでシンプルに作られており、ポータブル電源の前面にLEDライトがついているモデルは急な停電でも安心です。

Anker(アンカー)の公式楽天市場店はこちら

Ankerのショップレビューは3万件以上!こちらから確認できます

まとめ

  • ポータブル電源500wで使える家電は、小型家電や照明器具ならほとんどのものがOK
  • 消費電力が500w以上の電気製品は使えないことが多い
  • 日常生活ではアウトドアでの使用や、家の中で電源が取れない場所での使用ができる
  • 災害時の緊急電源としてポータブル電源があると頼もしい
  • 人気のあるメーカーとして3つ、Jackery、EcoFlow、Ankerがあげられる

500Wのポータブル電源は、日常生活のちょっとした不便を解消するだけでなく、災害時の非常用電源としても非常に価値があります。

決して安い買い物ではないけれど、日常便利に使えることや、いざというときには必ず必要になりますので、これを機会に購入を検討してはいかがでしょうか。

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