お弁当に入れるおかず、特に野菜のおかずは傷まないかな?と不安になりますよね。
- どんな野菜のおかずが傷まないのかな?
- 簡単で傷まない野菜のおかずの作り方は?
お弁当作りって本当に大変ですよね。私も20年家族のために毎日作っていますが、野菜のおかずを考えるのは本当に大変です。
傷まないお弁当の野菜のおかずはどういうものかというと、ズバリ水分が少ないものです。
この記事では、傷みにくいお弁当の野菜のおかずについてと、簡単に作るアイデアも4つご紹介します。
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お弁当に入れて傷まない野菜のおかずは?
お弁当に入れて傷まない野菜のおかずは、水分の少ないものです。
- 生野菜
- 水分の多いままの煮物
- おひたしやあえ物
家族のお弁当を作って20年になりますが、生野菜はまったく入れません。
ご飯との仕切りにはアルミホイルを使い、レタスは使わないようにしています。
また梅雨から夏にかけては保冷剤は必ず持たせます。保冷剤を忘れたらお弁当食べるな、と家族に言い聞かせています。
どんな野菜のおかずが傷まないのか、私が20年どうやってきたか、解説していきますね。
お弁当に向いてるのは水分の少ない野菜おかず
水分を極力飛ばした炒め物、揚げ物、濃いめの味付けで煮絡めた煮物などがお弁当に向いています。
どの食材が向いていないか、というよりも「生で食べるもの」は向いていないので使わない、という考え方です。
- きんぴら風に炒め煮にする
- よく水気を切ったうえで、おかかやとろろ昆布を混ぜて水分を吸わせる
- アルミカップなどで小分けにして入れる
- ショウガや梅干し。お酢を使った味付けにする
夏以外の季節であれば、おひたしやナムル、ブロッコリーのゆでたものやポテトサラダ(生野菜は入れない)も大丈夫です。
それでも水気はよく切って詰めましょう。汁漏れの原因にもなりますしね。
プチトマトは必ずヘタを取ってよく洗い、水気を切ることが重要です。ミニトマトのヘタに隠れている雑菌を繁殖させないためです。
ちくわの穴にきゅうりを詰めたものは隙間おかずとして重宝されていますが、夏場はNGです。
ちくわやかまぼこなどの練り物は生のままだと夏はすぐに傷みます。
お弁当の傷まないおかずの簡単な作り方
簡単にできて、傷みにくい野菜のおかずのアイデアを4つご紹介します。
改めて「お弁当のおかずを作ろう」と思うと面倒くさいものです。昨日の残りのアレンジや、ササっとできるようなものがいいですよね。
こんなのでいいの?というくらいズボラさんでもできるものを、4つご紹介します。
インゲンのおかか炒め
インゲンの筋を取り、3~4等分に切ります。フライパンに油を少量しき、インゲンを入れて炒めます。
火が通ったらざっと醤油をまわしかけ、おかかを1パック入れて混ぜます。
昨日の煮物の残りから揚げ
里芋やニンジンなど、煮物を夕飯で作ったものが残ったら、翌朝片栗粉をまぶしてサッと揚げます。
もともと火は通っているので、表面が程よい色になったらOK。味もしみておいしいですし、水分も出ません。
昨日のおひたしの残りバターコーン炒め
ホウレンソウや小松菜など青菜のおひたしが残ったら、フライパンにサラダ油を少量入れて水分を飛ばすように炒めます。
冷凍コーンをそのまま適当に入れ、最後に香りづけのバターかマーガリンを少々、塩か醤油で味を調えます。
最初にサラダ油を入れるのは、バターが焦げ付くのを防ぐためですので、最初からバターで炒めても大丈夫です。
昨日のとんかつに添えたキャベツの残りの梅干し和え
キャベツの千切りが余ったら、レンチンしてしんなりさせます。粗熱が取れたらギューっと絞って水気を切ります。
梅干しを叩いて細かくし、水気を切ったキャベツの千切りとお砂糖少々と混ぜて完成。
キャベツの水気をきちんと絞らないと傷みやすくなりますので、しっかり絞りましょう。
まとめ
- お弁当に入れて傷まない野菜のおかずは、水分の少ないもの
- 生野菜は極力さける
- 水分を極力飛ばした炒め物、揚げ物、濃いめの味付けで煮絡めた煮物などがお弁当に向いている
- 簡単にできて、傷みにくい野菜のおかずのアイデアをインゲンのおかか炒めなど4つご紹介
お弁当で傷みやすい野菜のおかずは水分の多いものです。おひたしやナムルなどはおかかやとろろ昆布などを活用して水分が出ないようにしましょう。
昨日のおかずの残りアレンジでも、傷まない野菜のおかずは作れます。
毎日のことですから、傷まないようにポイントはおさえて、上手に手抜きして作りましょう!
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